のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

4Dパーソナルカラー診断を受けて来たよ

4Dパーソナルカラー診断を受けて、とても良かったので、その話をします。

(トップ画像はできるだけ実際の色に近づけましたが、限界があったので、フワッとイメージで見てください)。

4Dパーソナルカラーとは

4Dパーソナルカラーとは、従来のパーソナルカラー(春夏秋冬のカラーグループのうち、どれに属するか診断する)から、さらに一歩進んだ診断方法です。「色相・清濁・彩度・明度」の4項目からなり、自分に似合う色の「性質」を知ることができます。

「似合う色の性質」を知ると、従来のカラーグループを超えた色選びができるようになります。例えば「自分はブルベで、このワンピースもブルベだが、得意な明度ではないから合わなさそう」、「このバッグは自分のシーズンにはない色だが、彩度が高く澄んでいるので似合いそう」など。理屈を知ることで、多くの色の中から、より自分に合った色の選択ができるようになります。

診断を受けるきっかけ

nocky-lucky.com

以前こちらの記事で4シーズンのパーソナルカラーを受けました。「似合う色の一覧」をいただき参考にしていたのですが、その一覧の中でも「とても似合う色」「悪くないが良くもない色」があることに気づきました。そこで「似合う色ではなく、似合う色がどういう性質を持っているのかを知りたい」「お買い物に似合う色の一覧を持ち歩くことなく、自分で判断できるようになりたい」と考えるようになりました。

また、前回のイメコンで、ベストカラーはチャイニーズブルーと出たのですが、もっと深いネイビーブルーの方が似合うような気がする、と疑問に思っていたのもあります。(これは結果的にどちらも合っていました。後述します。)

診断を受けるにあたって(費用や服装)

「4Dパーソナルカラー+自宅の住所」でネット検索して、家から一番近いサロンを予約しました。費用は2時間強で15,000円(税込)でした。

当日は顔色や髪色、全体的な質感をしっかり見てもらうために、すっぴん、素髪のままで行きました。

診断中は、

・美容院のような白いケープをかける

・顔のすぐ近くに、たくさんのカラー布を当てる

なので、診断しやすいように

・フードのついた服

・首の詰まった服

は避けました。

診断・アドバイス中は診断士さんとの距離がとても近いので、当日朝にガッツリ体を洗っておくと、体臭など気にすることなく安心かもです。のっきーは今回それが甘くて、洗濯してしばらくしまっていた服を着て行ってしまい、「部屋の匂いがついていたらどうしよう」と始終ソワソワしていました。

4Dパーソナルカラー診断(前編・講義)

診断の前に、「好きな色」「好きなファッションのテイスト」「ファッションの悩み」などを書くアンケートに答えました。のっきーはブルベにも関わらず肌が黄色い(みかんを食べ過ぎたような色)ことに悩んでいたので、「メイクの色選びのアドバイスが欲しい」と書きました。

アンケートが終わると、4Dパーソナルカラーの「4D」についての講義があります。ざっくりまとめるとこんな感じです。

・4Dとは、色相(ベース)・清濁(シャープネス)・彩度(クロマ)・明度(ライトネス)の4要素である

・「色相(ベース)」を知ることで、魅力的な顔の色の見せ方がわかる。血色を増した方がいいのか(イエベ)、色白に見せた方がいいのか(ブルベ)。

・「清濁(シャープネス)」を知ることで、魅力的な肌の質感の見せ方がわかる。ツヤとハリがあって若々しい方がいいのか(清色)、なめらかさを出して上品に見せる方がいいのか(濁色)。

・「彩度(クロマ)」を知ることで、魅力的な顔色の強弱がわかる。顔全体を鮮やかに華やかに見せた方がいいのか(高彩度)、淡く優しくすっきりと見せた方がいいのか(低彩度)。

・「明度(ライトネス)」を知ることで、魅力的な顔の明るさがわかる。明るく均一に見せるレフ板効果がいいのか(高明度)、輪郭を引き締める小顔効果がいいのか(低明度)。

そんなの全部欲しいじゃん!と思うところですが、実際に布を当ててみると、「あ、自分はこっちの魅せ方の方が断然良く見えるな」とわかります。似合うメイクの方向性などもこれで見えてきます。

4Dパーソナルカラー診断(中編・診断)

白いクロスを上半身にかけて、前髪が長い場合はクリップでおでこを丸出しにします(今回は前髪が眉上だったのでやらなかった)。4要素を診断するカラー布を次々に顔の側に当てていき、似合う色の性質を探っていきます。100枚以上あるカラー布から診断士さんが色を選んで当てていくので、国語の便覧の十二単や、美術の教科書の色相環のページにワクワクした人にはたまらない光景です。

まずは「色相(ベース)」を探ります。のっきーは前回のイメコンで「ウインター」と診断されていたので、ブルベだろうなと予想していました。今回もそのままブルベという診断。かなりはっきり特徴が出ているそうで、黄色みのある色ではことごとく顔色が黄ぐすみして、体調が悪くやつれたように見えました。逆に青みのある色では顔がすっきりして見え、瞳の輝きも出て、生き生きとした印象になりました。

次に「清濁(シャープネス)」。4要素の中でこれが一番印象が変わりました。澄んだクリアな色を当てると、肌のツヤが良く出て、ハリもある若々しい印象になり、濁ったくすみのある色を当てると、シワや顔の影が強調されて、全体的に老けた印象になりました。見た目だけでなく性格も覇気のある人/ない人くらい変わったように見えました。

次に「彩度(クロマ)」。高彩度の色は顔のパーツがくっきりはっきり、華やかに見え、頭の回転が早そうな印象もありました。低彩度の色は全体的にぼんやりして、天然っぽい、つかみどころがないような印象。高彩度はバリバリ仕事中、低彩度は寝起きのような感じです。コンディションがまるで違って見えました。

最後に「明度(ライトネス)」。高明度は顔の粗は飛ぶものの、輪郭がぼわっと膨らんで見え、顔の凹凸もなくなり締まりのない感じになりました。低明度は輪郭がキュッと引き締まり、顔の陰影も綺麗について、大人っぽく、落ち着いた雰囲気になりました。

4要素のカラー布を当て終わったら、診断士さんが結果を計算します。その間に口紅のカラーマッチをやりました。ブルベとイエベ、彩度と明度が違うキスマークがいくつも描いてあるシートがあって、それを口元に当てて似合う色味を探します。のっきーは顔立ちがフレッシュタイプなせいか、ブルベのピンクやレッドを当てても全然似合わず……。メイク感そのものに違和感がすごかった。かろうじて肌の色に近い「ブルベ・高明度・低彩度」のベージュリップの違和感が少なかったので、口紅は差し色というより、ファンデーションを選ぶくらいの感覚でいた方がいいなと思いました。

そうこうしているうちに、パーソナルカラーのタイプが出ました。

のっきーは

ハイシャープネスタイプ

でした。

4要素の中で一番印象を左右するのが「清濁(シャープネス)」要素で、澄んだクリアな清色がとても良く似合うタイプです。

また、「ブルベ」「高彩度」「低明度」も似合わせのポイントであることがわかりました。

(ちなみにのっきー、この「清濁(シャープネス)」の清色・濁色の意味が良くわからず、後で調べました。ざっくり言うと灰色が入ってくすんだ色なのかそうでないのか、ということらしいです。図にするとこんな感じ↓)

4Dパーソナルカラー診断(後編・総括)

診断でわかった要素に照らし合わせると、従来のパーソナルカラーでは気づかなかったことが見えて来ました。

「ウインター」に似合うとされるアイシーカラーは高明度なので似合わない。が、ピュアホワイトくらい突き抜けてしまえば似合う。

「ウインター」は黄色が苦手だが、「スプリング」のブライトゴールデンイエローのような突き抜けた高彩度の色なら似合う。

などです。前回のイメコンでベストカラーとして選んでいただいたチャイニーズブルーより、ネイビーブルーの方が似合うと思った理由もわかりました。

チャイニーズブルーは「顔タイプフレッシュ・パーソナルカラーウインター・骨格診断ウェーブタイプ」の組み合わせで考えると最適解です。少年のようなフレッシュでカジュアルな雰囲気にとても良く合う色。しかし、4Dパーソナルカラーで深く色の分析をした上だと、「ブルベ・清色・低明度」のネイビーブルーの方がより肌に似合いました。(チャイニーズブルーはややイエベ寄り・清色・中明度)どちらも素敵な色なので、ファッションに合わせて使い分けようと思います。

また、「濁色の赤」「ブラウン」「ベージュ」が苦手であることもわかりました。特に濁色の赤は自分の悪い部分が全部強調される、鬼門の色でした。メイクの悩みもこれに関わっていて、無難だと思い使っていたブラウン・ベージュ・くすんだリップカラーが自分には合わず、それゆえ苦手意識があったことがわかりました。

診断士さんのアドバイスによると、色なしで質感を足すパールやラメのアイカラー、黄味を飛ばす紫のコントロールカラーやチーク、アイライナーで面より線を強調するメイク、シアーな清色のリップカラーが合っているそうです。早速実践しようと思いました。

診断を終えて

「やって良かった!!」が一番の感想です。似合う色がなぜ似合うのか、理屈を知ることで、モヤモヤしたメイクやファッションの悩みがすっきりしました。

のっきーは過去にトンデモコーデを繰り返していた時期があったんですが、TPOとしては微妙でも、色自体は合っていたことがわかって面白かったです。「無意識に選んだ、心地いいと思う色」がパーソナルカラーど真ん中なことはよくあるらしいです。

2時間強、自分をまじまじと見つめる時間が持てたのも本当に良かったです。自己肯定感が低いので、最初は猫背気味で鏡を覗き見るような感じだったんですが、似合う色が次々とわかっていくのに合わせて、だんだん顔が上向いてきました。最後は鏡をしっかり見られるようになっていました。

パーソナルカラーを受けようかどうか迷っている方で、4Dパーソナルカラーがお近くにある方、ぜひおすすめです。4シーズン16シーズンをすでに受けている方で、もう一歩踏み込んだ知識を身につけたい方にも、とても満足できる内容だと思いました。

パーソナルカラーの基本がしっかり学べる本。診断後の復習にももってこいです。Kindle Unlimited無料です。