のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

INFP、めっちゃ生きづらい問題

INFPの方々がいろんな媒体でいろんな形で嘆いていますけど、のっきーも言います。INFP、めっちゃ生きづらい。人生に憂いがありすぎる。

のっきーは日本MBTI協会の認定ユーザーによる個人セッションを受けて、ベーシック編とさらに詳しいSTEPIIまで受講した上でINFPという結果が出た、筋金入りのINFPです。その時のブログはこちら。

nocky-lucky.com

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INFPについてよく言われるのが、「INFPは社会不適合者になりやすい」「INFPは仕事ができない」「INFPは金や地位に興味がない」という話。生涯年収が16タイプの中で一番低いという統計も出ているらしい。

これは、悲しいけど、自分と照らし合わせるとそうだなーと思います。のっきーは正社員経験が一度もなく、アルバイトを長短合わせて20くらい渡り歩き、その全てがロクにこなせなかったという経験があります。接客も事務も軽作業も全滅。仕事中に集中力がブチブチ切れて、ミスを連発してしまう。「こんな所で自分は何をしているのか」という虚しさに逃げたくなる。そうやってぐるぐる悩んでまたミスが増える。

ある時、1時間だけのアルバイトをしたことがあって、内容はイベント会場で入場者のチケットにハンコを押し続けるというものでした。たった1時間、それでも時間通りに現地に行くのがキツかったし、初対面のアルバイト仲間と話すのもしんどかったし、逃げ出す1秒前の状態で仕事をこなし、家に帰ったらドッと疲れてしばらく動けませんでした。

なんでそうなるのかって、INFPの人たちは自分の世界が強固で、自分の価値観や感覚が何よりも重要だからだと思います。権威にもお金にも興味がない。自分の裁量100%で、自分の精神世界を充実させてこその人生。どれだけ物質的に豊かでも、精神の自由がないのは地獄。毎日決められた時間に出社して、決められた時間で決められたことをして、決められたお給料をもらうという、一般的な仕事のスタイルに耐えられない。「食べるための仕事が辛すぎて何も食べられない」を地で行くのがINFPだと思います。

そんなINFPはどう生きていったらいいの?ということで、ネットでも現実でもある程度答えは出ているんですよね。ざっくり分けて以下の3つ+αです。

①フリーランスで働く。

②理解のあるパートナーに養ってもらう。

③理解のある親に養ってもらう。

α障害者として行政の支援を受ける。

αは入れるか迷ったんですが、INFPど真ん中ののっきーが発達障害の診断が下りているので、同じ境遇の人もいるかと思い入れました。正直、この社会で働けないほど生きづらい人は、心療内科で何らかの診断が下りる可能性が大だと思います。のっきーもここまで働けないのはおかしいと思って受診した所、発達障害だとわかりました。

どれかひとつだけじゃなくて、これら要素を組み合わせて何とか生計を立てていくのが現実的なのかなと思います。「③実家で暮らしながら、①フリーランスで働く」とか、「②理解のあるパートナーと結婚して、α行政の支援を受けながら働く」とか。ポイントはライフワークになりうるくらい好きな仕事であること、自分の裁量が大きいことです。この2点からズレたINFPは詰みやすい。綱渡り感が半端ないですけど、交通ルールびっしりの大通りより、自由に渡れる崖に張られたロープの方がINFPには魅力的なので仕方ない。

ネットで発信しているINFPの方々は芸術・教育・心理の分野に活路を見出している方が多いと感じました。のっきーもそうですけど、特にイラストや文章表現に夢中になれるというINFPが多いですね。コロナ禍を経てリモートワークが珍しくなくなった今、通勤や勤務時間に縛られたくないINFPにとって追い風が吹いているなと感じます。のっきーは今年の夏に診断が下りたので、今は「α障害者として行政の支援を受ける。」を目指している所です。

さんざん「仕事ができない」と書いたけど、INFPは興味のあることや己がライフワークと決めたことには並々ならぬ集中力を発揮するので、脇目もふらず突き進めば結果もきっとついてくる、はず。のっきーはブログ開設3ヶ月でわずかながらアフィリエイトの収益が出たので、このまま頑張るつもりでいます。何より継続が大事だと思う。はてなプロの2年の契約中は絶対続けようと思います。

ご自身もINFPのしゃかいねこさんの本。INFPとは何か?がギュッとまとまっています。INFPをピンポイントで知りたい方にうってつけの本です。