のっきーの凸凹ブログ

ADHDでINFPのキノコが人生の波を乗りこなすブログ。

MBTIのセッションを受けた話②

MBTIのセッションを受けた話①の続きです。

初回のセッションの反省点

普通の人なら一回でベストなタイプが決まるんだと思います。が、のっきーの初回のセッションは「多分……これかな……?」と迷いの残る結果になってしまいました。

おそらく原因は二つあって、ひとつはのっきーが「ADHDはMBTIでは◯◯タイプが多い。こういう思考をしやすい」というネットの噂に振り回され、セッションでもついそれを避けるような思考と回答をしてしまったこと。(こういう本来の自分とは違う思考や態度を取ることを、ペルソナと呼ぶそうです。)

もうひとつは、これまで自分にも他人にも関心がなく、ぼんやりして過ごしていたこと。

認定ユーザーの方の「こちらのタイプだと、よく〇〇の行動を取ったり、△△だと考える方が多いです」というお話にも、テキストの「××した場合、□□になる」という記述にも、「……自分はどうだっけ?そうだった気もするし、そうでもない気がする……」と白黒つけられませんでした。

そんなのっきーにも、認定ユーザーさんは粘り強く付き合ってくださり、時間を延長して質問にも答えていただきました。が、不完全燃焼になってしまいました。

(MBTIセッションは受検者が自分で答えに辿り着くことを重要視しているので、ユーザー側が「あなたはこのタイプ」と断言しません。なのでひたすらアドバイスを参考に、自分で考える必要があります。)

MBTIセッションIIを受ける

そんな1回目のセッションで、どっちつかずだった部分をはっきりさせたいという気持ちがあり、後日、さらに詳しくタイプを知ることができるセッションIIを受けました。

セッションIIでは心理機能をさらに細かく分けています。例えば内向型の「I」は「受動・秘密・親密・内省・親密」の5つの指標に分かれます。指標の出方を分析することで、一口に内向型と言っても何が強みで何が弱みなのか、もしくは外交型の要素もあるミッドゾーンなのか、などを明らかにすることができます。

セッションIIまでの間、事前に送られたテキストを読み込んで、日常の些細なことにもどう頭と心を動かしているか、じっくりと観察して過ごしました。

使ったテキストはこちらです。

 

 

事前の診断もテキストの内容も、さらに微に入り細を穿つ内容で、この時点で「ISFPかな。いや、INFPかもしれない」と2タイプまで絞れてきました。

セッションII当日

当日はセッションIと同じく、ワークを挟みながら、テキストの指標ひとつひとつに対して、ひたすら質疑応答を繰り返しました。「TとFはミッドゾーンが多めだが、Fが強い指標があるのでどちらかと言えばFだな」「設問に〇〇と答えたが、そのタイプの人の実体験と自分を照らし合わせると、そうでもなかった。じゃあSではなくN だ」など、気づきを多く得られました。じっくり時間をかけ、セッションIよりも深く自分と向き合い、これまでの人生や人間関係を見つめ直すセッションになりました。

2回目と言うこともあり、ユーザーさんとの信頼関係も出来つつあって、リラックスして受けられたのも良かったです。そのおかげか、ペルソナもやっと取っ払われて、本来の自分を出すことができました。

タイプもはっきり出ました。のっきーはINFPでした。

MBTIのセッションにかかった費用と、これからのこと

MBTIのメソッドは、性格タイプがわかってからが本番です。テキストには今後の成長に向けての課題や、キャリア選択、他のタイプの人とどう付き合えばいいかなどのアドバイスが載っています。

自分のタイプがはっきりわかったので、リラックスする方法やストレスへの対処法、仕事は何が向いているのかなど、いろいろ道が開けそうだと思いました。

ブログを始めたのもセッションがきっかけです。改めて、INFPは何かを創作することや芸術を学ぶことが性に合っているんだなと感じています。

今回かかった費用は、セッションIで20,000円、セッションIIで30,000円でした。

個人ではなく団体で行う協会主催のセッションだともう少し安くなります。

のっきーは3時間の予定を倍近く延長してしまったので、このお値段で申し訳ないくらいでした。

せっかくセッションを受けたので、もっと知識を深めたくて、MBTI協会発行の分厚い参考書「MBTIへのいざない」も買いました。読み終わったらこのブログで感想を書こうと思います。