前回のMBTIのセッションを受けた話①はこちら。
初回のセッションの反省点
日本MBTI協会の認定ユーザーによる、性格診断セッションを受けました。のっきーの初回のセッションは「INFPかISFPかINTPかISTPのどれか。多分ISFPか……?」と迷いの残る結果になってしまいました。
おそらく原因は二つあって、ひとつはのっきーが社会との関わりに悩んでおり、「発達障害はMBTIでは◯◯タイプが多い。こういう思考をしやすい」というネットの噂に振り回され、セッションでもついそれを避けるような思考と回答をしてしまったこと。(こういう本来の自分とは違う思考や態度を取ることを、ペルソナと呼ぶそうです。)
もうひとつは、自分にも他人にも関心がなく、ぼんやりして過ごしていたこと。認定ユーザーの方の「こちらのタイプだと、よく〇〇の行動を取ったり、△△だと考える方が多いです」というお話にも、テキストの「××した場合、□□になる」という記述にも、「自分はどうだっけ?そうだった気もするし、そうでもない気がする……」と白黒つけられませんでした。
そんなのっきーにも、認定ユーザーさんは粘り強く付き合ってくださり、時間を延長して質問にも答えていただきました。が、不完全燃焼になってしまいました。
MBTIセッションは受検者が自分で答えに辿り着くことを重要視しているので、認定ユーザーは「あなたはこのタイプ」と断言しません。なのでひたすらアドバイスを参考に、自分で考える必要があります。
MBTI STEP IIを受ける
そんな1回目のセッションで、どっちつかずだった部分をはっきりさせたいという気持ちがあり、後日、さらに詳しくタイプを知ることができるMBTI STEPIIを受けました。
STEPIIでは心理機能をさらに細かく分けています。例えば内向型の「I」は「受動・秘密・親密・内省・静謐」、「E」は「率先・表現・社交・活動・熱心」の5つの指標に分かれます。
指標の出方を分析することで、「内向型」と言ってもどういうタイプの内向型なのか?「静かな場所が好き(I:静謐指標が強い)だが、人と関わることも好き(E:社交指標が強い)」など、外交型の要素も入っていないか?などを明らかにすることができます。
STEPIIまでの間、事前に送られたテキストを読み込んで、日常の些細なことにもどう頭と心を動かしているか、じっくりと観察して過ごしました。
使ったテキストはこちらです。
事前の診断もテキストの内容も、さらに微に入り細を穿つ内容で、予習した時点で「ISFPかな。いや、INFPかもしれない」と2タイプまで絞れてきました。
STEPII当日
当日は初回のセッションと同じく、絵を見たり文章を作るワークを挟みながら、テキストの指標ひとつひとつに対して、ひたすら質疑応答を繰り返しました。認定ユーザーさんが実生活での具体例を交えて、「この指標が強く出るのはこういう言動をする人」と教えてくれたのがありがたかったです。結果、「TとFはミッドゾーンが多めだが、Fが強い指標があるのでどちらかと言えばFだな」「設問に〇〇と答えたものの、同じように答えた人のエピソードと自分を照らし合わせるとかなり違う。ペルソナをかぶって答えたかもしれない。じゃあSではなくN だ」など、気づきを多く得られました。初回のセッションよりも深く自分と向き合うことができ、これまでの人生や人間関係を見つめ直すきっかけになりました。
2回目と言うこともあり、認定ユーザーさんとの信頼関係も出来つつあって、リラックスして受けられたのが良かったです。本来の自分をしっかり出すことができました。
最終的にタイプもはっきり出ました。のっきーはINFPでした。
MBTIのセッションにかかった費用と、これからのこと
MBTIのメソッドは、性格タイプがわかってからが本番です。テキストには今後の成長に向けての課題や、キャリア選択、他のタイプの人とどう付き合えばいいかなどのアドバイスが載っています。
自分のタイプがはっきりわかったので、リラックスする方法やストレスへの対処法、仕事は何が向いているのかなど、いろいろ道が開けそうだと思いました。
このブログを始めたのもセッションがきっかけです。改めて、INFPは何かを創作することや芸術を学ぶことが性に合っているんだなと感じています。
今回かかった費用は、初回のセッションが20,000円、STEPIIが30,000円でした。
個人ではなく団体で行う協会主催のセッションだともう少し安くなります。
のっきーは3時間の予定を倍近く延長してしまったので、このお値段で申し訳ないくらいでした。
はっきり自分のタイプがわかったので、もっと知識を深めたくて、MBTI協会発行の分厚い参考書「MBTIへのいざない」も買いました。読み終わったらこのブログで感想を書こうと思います。
INFPの参考書としてこちらの本も買いました。ご自身もINFPというしゃかいねこさんの本です。INFPについてピンポイントで深掘りしています。