「毒親しんどい」という話をしばしばしているんですけど、のっきーの体感的に、毒の連鎖に遺伝の要素は無視できないな〜と思ったので、その話をします。のっきーはADHD/ASD併発で、受動型です。MBTIではINFPタイプです。
のっきーに関して言えば、毒親になるかならないかについて、遺伝は関係「ある」と思います。故郷の森には生きづらそうで、闇堕ちしているキノコがちらほらいる。のっきーの祖父母・父母キノコ達もそうで、ざっくり紹介しますとこんな感じです。
父方祖父キノコ:早逝。詳細わからず。教師だったらしい?
父方祖母キノコ:クレイジーバイオレンスキノコ。虫の居所が悪いと木槌片手に暴れ回る。家の車を叩き壊され、玄関のドアを打ち破られそうになったことが2度3度ある。
父キノコ:祖母の血を継いだメンヘラバイオレンスキノコ。素面だとモラハラ、酒が入るとDVの二毛作。家の中でよく奇声を上げていた。壁やドアを破壊しがち。教師。
母方祖父キノコ:早逝。詳細わからず。
母方祖母キノコ:早逝。詳細わからず。
母キノコ:キノコ・イン・ネバーランド。余所者や新しいものを異常に怖がる。よく詐欺に遭う。バスや電車の路線図が読めない・切符が買えないので、誰かと一緒でないと町の外に出られない。父キノコの言いなりで、全く同じモラハラ仕草をする。専業主婦。
こんな感じです。全体的にじっとりして憂いでびちゃびちゃな雰囲気の家系です。喜怒哀楽の割合が1:4:4:1な感じ。家族旅行や外食をしたことがなく、家の中でも食事はバラバラに摂っていました。あと父母共に衣食住全般で妙なこだわりが多くて、だいぶ浮世離れしていました。世の毒親ランカー達には及ばないものの、結構ヒリついたメンツだと思います。森を出て本当に良かったよ。
祖父母キノコの詳細がわからないのは父母キノコが話したがらなかったからです。毒親だったのかも。だとしたら2、3代前から負の連鎖が起きていた可能性がある……?江戸時代まで家系を遡れば、生きづらさを生み出したラスボスに辿り着けそうだけど、もう塵と化しているラスボスの詳細を暴いてもな。虚しいだけだろうな。
思うに、彼らは生まれつきクレイジーだったわけではなく、何らかの精神障害があるのに健常者として社会に適応せねばならず、外でかかったストレスを家庭内で爆発させていたのかもしれない。さんざん嫌な思いをさせられたので、寄り添うのは無理だけど、こうだったのではと推測・理解はできる。毒になりやすい要素は遺伝するけど、毒化するのは食い止められると思うので、のっきーは残りの菌生をかけて脱毒キノコしようと思っています。呪術廻戦で虎杖くんが、「一度人を殺したら、殺すって選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ」と言っていました。殺人は殺されたら終わりだけど、暴言や暴力の場合、加害者だけでなく被害者にも「暴言暴力」の選択肢が生活に入り込んでくる。親から虐待された子供が大人になり、自分の子供へ虐待をしてしまうのもそれがあるから。のっきーにもその選択肢が体に入っちゃっているので、何とか毒出ししたい。
浴びた毒をデトックス&これ以上毒胞子を撒かないようにするべく、具体的にやっていることはこちらです。
・実家から出来るだけ遠くに離れる
・心療内科に通い、自己分析をやれるだけやる
・家族にされて嫌だったことを頭で反芻する
毒を摂取してしまう環境から離れ、自分の中に溜まった毒成分を分析し、毒の効果やメカニズムを忘れないようにする。ということを実践しています。故郷の森から出たことが一番効果があったかも。あと毒親関連の本を読むのも目が覚める感じで効きました。
さらに得意分野を活かせる環境に身を置けば、毒キノコ→普通キノコ→旨キノコとして生きることも可能だと思うんですよね。のっきー酒乱にもならなければ暴力沙汰も起こしていないし、今の所善良な一市民として生きていけてるよ。同じ境遇の方がいたらデトックス一緒に頑張ろうと言いたい。今はまだ毒キノコだけど、いつかきっと本しめじみたいなキノコになれると信じている。きっとなれるぞ。