のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

親が反出生主義者だった話

寒いとメンタル落ちるなあ。感覚過敏なもので重ね着必須の冬はしんどいです。綿100%の肌着の上にヒートテック超極暖を重ね、カイロを3つ貼ってさらにスウェットを着てダウンで防衛しています。毛素材のニットが着られたらいいんだけど、肌着で防衛しても不快感が貫通してくるのが困りもの。「チクチクしない」という触れ込みのカシミヤ、ベビーアルパカ、アンゴラのニットを試したこともありましたが全部チックチクで全滅でした。厚めの綿100%の肌着を着ても不快感が貫通してくる。繊維が細過ぎるからなのかなあ。逆にタワシみたいなごんぶとの毛だったら平気なのかな?自分の体毛はチクチクしないの不思議。ジャイアンがリサイタルで気絶しないみたいなものですかね。

寒いわ落ち込むわでどうにもしんどい時は、心療内科で処方された抗不安薬を飲んでしのいでいます。精神薬を飲み慣れていなくて、効果はこれで正解なのか?と思いながら飲んでいます。弱い薬らしいんですがめっちゃ効く。お酒や麻酔が効きまくる体質だからこれもそうかも。服用してしばらくするとものすごく眠くなって、1〜2時間くらい眠り込んで、起きると外界に向けられたアンテナが全部引っ込んで喜怒哀楽の感情がなくなり、見るもの聞くもの全てが無味乾燥で興味を持てなくなっている感じです。不安自体は消えているからこれでいいのか?今日はその状態でお昼にハンバーグを食べに行ったんですけど、「ハンバーグだ」「ポテトだ」「ガーリックライスだ」と思いながら淡々と食べて、いつもはお代わり必須のサラダバーもスープも1回で十分でした。資料用に写真を撮るのも忘れた。煩悩が削ぎ落とされている……。

苦しみもなければ喜びもないで、反出生主義のことを思い出しました。最近WikipediaとYouTubeのニュースチャンネルでフワッと知りました。鬱病との関連性が指摘されているようで、のっきーとしては自分のような、ADHD/ASD併発型との関連もあるんじゃないかと思いました。

どんな主義かと言うと、「この世は生きづらい」ことが大前提としてあり、「生まれちゃった分は仕方ないけどもう生み出さないようにしよう。それが幸せ」ということらしい。進撃の巨人のジークが近い考えをしていましたね。21世紀の反出生主義の代表的な人としてデイヴィット・ベネターという哲学者がいるんですが、この方は主義の論拠として、「生まれたら楽しいこと・苦しいことがある。生まれなければ楽しいこと・苦しいことはない。味わう苦痛の量を考えたら、生まれない方がマシである」と説いている。とにかく「生きるの苦しい!」がひしひしと伝わって来る主義です。

ADHD/ASD併発型ののっきーとしては、自分の特性にちょっと通じるところがあるなと思いました。苦楽の感じ方なんかが特に。楽しいこと/辛いことが10対1であったとしても、10の楽しいことはすぐ忘れて思い出せなくなり、1の辛いことはものすごく細かい所まで覚えていて、事あるごとに反芻してしまう。写真や動画に「楽しい思い出」を残しても「辛い思い出」もベッタリとくっついてくるので、カメラロールやアルバムはモヤモヤしてしまい見返せない。これに感覚過敏やこだわりやコミュ障が加わってくる。「生まれなきゃ良かった」になりやすい性質だなと思います。

とはいえのっきー反出生主義ではないです。生きづらいしもうすぐ障害者手帳も下りる身だけど、生まれて来て良かったと思いたいし、生命の誕生は肯定したい。親株が反出生主義っぽいことをずっと言っているキノコで、「そこまで菌生を全否定しなくていいじゃないか」と反骨心ゴリゴリなのもあります。以前のブログで「うちの親は毒親カードバトル地区予選突破レベル」と書きましたが、その一因がこれです。

のっきーが胞子だった頃から、「子供は産まない方がいい」「結婚も子育てもしない方がいい」「この世はしんどい」と念仏のように毎日唱えられて、聞かされるこっちはイヤ〜な気持ちになるし、「生れて、すいません」となるし、「そもそも子供を産んで反出生主義を伝承させるっていかれてるな」と思っていました。成長するうちにだんだん「彼らは親としてまともではないのではないか」「人間失格ジェネレーターなのではないか」という疑惑も出て来て、発言を全スルーし森を飛び出し今に至ります。

のっきーの障害が判明していたら、10000歩譲ってそういう発言が出るのもわからなくはない。でも当時は定型発達として生きていたし、社会に出るまでは大きな困り感もなく過ごしていたので、完全に親株自身の問題なんだろうなと。芥川龍之介の河童みたいに、出産直前に生まれるか否かの意思確認ができていたら、彼らは誕生を選ばず、穏やかな無の中にいられたのかなあ。キノコじゃなくて河童だったら良かったね。

人それぞれどんな思想を抱くのも自由だし、そうあるべきだけど、「自分の子供に言っちゃダメ」な主義主張はあるよなあと思いました。のっきーはハンバーグ美味いと言いながら生きて行きたいです。