のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

大葉のささみカツとお絵描きの話

前回の歯医者から帰ってきて、麻酔が効いている状態でごはんを食べたら、口の中を派手に噛んで、口内炎ができました。

いた〜い。歯医者から丸4日経つけど、まだまだ存在感があるよー。噛んだ場所が唇の裏で、マグカップを口につけるのもおそるおそるです。ぬるいおかゆとプロテインスープで過ごしていたら元気がなくなってきたので、お昼にとんかつを食べに行ってきました。

行ってきたのはとんかつ和幸です。豚と海老と鶏のカツが少しずつ楽しめる「たちばな」というセットを食べました。鶏は大葉入りのささみカツで、のっきーはこのささみカツが大好きで、大事に食べました。とんかつ屋のささみカツ、美味しいよねえ。どうやったらあんなサクふわな食感になるんだろう。カリカリの衣が口内炎めがけて突撃してきたけど食べる手は止まらなかった。つけダレはソースにしようか、レモンと醤油にしようか、はたまたタルタルにしようか、変化球でゆずドレッシングもいいなと迷った結果、ちょっとずつかじりながら全部試しました。全部おいしかった。

あとおかわりキャベツですよ。店員さんがカゴに盛り盛りの千切りキャベツを持ってきて、トングでもっさりお皿に追加してくれるやつ。あれもいいよねえ。おかわり自由ってすごいうれしくないですか。実際は一杯だけでよくても、「おかわり自由だよ」と言ってもらえることが嬉しい。

とんかつを食べた後、午後から心療内科に行きました。

心理士さんと話して趣味の話になって、タブレットを持っていたので、描いた絵を見せました。

ちょっと恥ずかしいのでのっきー部分のレイヤーを非表示にして、787BやICONICの模写を見せました。上手いですねと言ってもらえて、その後に何も見ないで描いた絵はあるかと聞かれて、雷が落ちたように気づきました。

あ、模倣って人の心を打たないんだなと。そのものを写実的に映し取るだけではダメで、その人のこれまでの人生や価値観が浮き彫りになるような、内から湧き出てきたイメージを絵に描いた方が、誰かの興味関心や感動を呼び起こせるんだなと。

心理士さんはそういう意味ではなく、のっきーの内面を把握する一助として模写以外の絵が見たかったのかもしれませんが、のっきーの中ではそういう方向に気づきを得る形となりました。

のっきーとしては現地に車を見に行って、好きな画角で写真を撮って、それを心に残った色合い(当日は曇りだったけど、自分の目には晴天の下のように鮮やかに見えた、というような)に調整しながら模写しているので、半ばオリジナルの絵のつもりでいました。でも、見た人にとってはただの写真の模写だものなあ。これまで絵はブログに上げるだけだったので、生身の人間に見てもらうことって大事だなと思いました。

口内炎が地味に痛いな〜と思いながら絵についていろいろ考えていたら思考が宇宙の終わりにまで飛んでしまって、シュッと消えたくなったので、これはやばいと考えるのをやめました。悩んでいる時ってだいたい脳みそが無駄に空回りしているんだよね。とりあえず今日と明日のことだけ考えていればいいや。刹那主義ってあんまり良くないように言われるけど、今をしっかり踏みしめていれば、そんなに悪い未来は来ないと思うなあ。