4月3日までに書かないといけない書類があって、「年度をまたぐのは何だかすっきりしないから、3月中に終わらせよう!」と思っていたんですが、まだ全体の10%くらいしか終わっていないまま、4月1日を迎えた……。
1時間もあれば余裕で終わるのに。やらなきゃと思ってからもう1ヶ月くらいダラダラと先延ばしにしている……。
これまでこの先延ばし癖のせいで散々痛い目にあってきたので、今は締め切りギリギリには一応終わらせられるようにはなっています。が、この、「やらなきゃなー……、やだなー……、ああ、もう夕方……、もう寝る時間……、明日こそは早起きして午前中には終わらせるぞ……」というくだりを何十回、何十日も繰り返しているのが本当に無駄すぎる。取り掛かるまで心が「やらなきゃいけない、でもできない」でずっとモヤモヤソワソワしていて、気もそぞろに食事して、ダラダラ夜更かしもしてしまうし、その結果あすけんの未来さんには「食事のカロリーが足りないですよ」と心配されて、睡眠時間も足りなくて、手持ちのポケモン全員シオッシオにやつれている。そしてますますやる気がなくなっていく悪循環。逃避行動で、日中はお布団を干して細かい場所の掃除などを始めてしまい、夢中になってやっていたらすごい量のゴミが出て、スッキリしました。そうじゃないんだよ、書類を書くんだよ。
今ちょっと進めてまた逃げ帰ってきました。終わりまであと85%くらいある……。
ADHDがなんでこんなに先伸ばすかって、「ドーパミン」というホルモンが全然出ていないかららしいです。ドーパミンの働きのひとつに、作業をこなすためのやる気を出すスターターとしての役割があるんですが、それが出ない。課題をやり終えた時の達成感や満足感などもドーパミンによるものですが、それも出ない。なのでこういう「やらなきゃいけないこと」は純度100%の面倒事でしかなく、塵ほどの喜びも湧かないので、どんどん後回し後回しになる。
ADHDの仕事が続かない原因のひとつも、このドーパミンの少なさにあると思われます。極端にやりがいを感じにくい脳みそなので、仕事の見返りにお給料をもらう程度では集中力もモチベーションもブチブチ切れる。自前でご褒美を用意するにしても、刺激の強い娯楽や嗜好品を次々と投入するしかなく、依存症と二次障害まっしぐら。(のっきーは興味のない仕事をしていた時、買い物依存症になって、月に20万も服を買っては全く着ないまま古着屋に売っていました。)
ADHDが健全な精神のまま、人並みの集中力を発揮して頑張れるようになるには、「興味があって得意なこと」と「仕事」が合致したピンホールのような隙間を通り抜けないといけない……。安定や安心をかなぐり捨てて、ライフワークになりうる仕事を血眼になって探して、見つけたその先に、真の安定や安心があるんだと思う。
あー過去も未来も現在も同時に存在しないかなー。そうすれば締め切りなんてなくなるのになー。
ブツブツ言っていますがブログにこうやって書いたことだし、今日と明日で残りの85%を片付けたいと思います。もう生まれた時からずっとこうだよ。先延ばし癖に悩んでる人、のっきーも嫌だ嫌だって思いながら今手を動かしているので、一緒にちょっとずつやりませんか。手を動かしさえすれば必ず終わるから……。
現実逃避で「へんないきもの、おもしろ〜い!キャッキャッ」して1時間つぶれました。
絵が可愛いしエピソードのチョイスも面白くて、ついもう一匹もう一匹と読んじゃう本。(ADHDも定型の人にとってはなんかへんないきものよなあ)Kindle Unlimited無料です。
ぬまがさワタリ先生の絵は素朴なデジタル絵に見えて、真似しても全然描けないってやつなのだろうな。こういうワクワクする構成の絵と文が描けるようになりたいです。