のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

虫歯の抜歯窩にブリッジをかけた話

歯医者に行って来ました。

左上側の虫歯を抜いた穴がぽっかり空いていて、このままだと両側の歯が倒れて来てしまうということで、金属のブリッジをかけて来ました。

事前に型取りしたのでなんとなくはわかっていたものの、出来上がったブリッジがあまりにも精巧で、自分の歯の凹凸にピッタリ被さったのでびっくりした。これ手作りでやってるってすごすぎないか。つける時はブリッジだったけどつけた瞬間歯だもん。匠の技に感嘆すると同時に、自分の細胞のひとつひとつは誰かの仕事で成り立ってるんだなと身に染みました。食事ひとつ取っても狩猟採集してるわけでもなし、毎日スーパーに行って、誰かが作って流通させている食品を買って、誰かの作った道具で調理して食べて、個人の自給自足率0%だもんね。ブリッジは1万ちょいかかったんですが、オーダーメイドの歯が1万円で済むって有り難すぎるなと思いました。本当に助かる。歯科技工士さん尊い。

ブリッジが馴染むまでは1週間くらい水や食べ物が染みるということでした。仮の詰め物を取った時点でぶくぶくうがいがかなり染みて、ブリッジをつけた後も繋ぎのセメントが染みて、数時間経った今は安静にしている分には何ともないけど、食べ物が当たると染みる。ブリッジがある左上だけでなく、右上、右下の親知らずもまだ抜糸が済んでいなくて痛みがあるので、食事が大変です。基本ストローで吸えるものしか口にしていない。野菜ジュース→プロテインドリンク→甘酒のローテに飽きて、かぼちゃのスープを作ったら粘度が高くて手持ちのストローでは吸いきれませんでした。タピオカミルクティー用のあのぶっといストローが欲しい。あれがあれば3分粥とか薄いオートミールもいけるんじゃないか。ストローを使う前に、前歯と舌のセンターラインだけ使って食べられないかやってみたけど、食べ物をちょっとずつ口に入れて慎重に噛んで、舌を使ってそーっと喉奥に送るのがまどろっこしくて断念しました。どうしてもコロッケが食べたかったから1個だけ食べた。指向性が段違いなんだよなストローは。ストローを発明して量産化した人すごい。また誰かの仕事に生かされているなあ。

とはいえ、このしんどさは良くなっていく過程のしんどさだから全然頑張れます。この痛みが引いたら歯科治療のゴールは目の前で、ゴールした暁には虫歯ゼロで月一でクリーニングに通う、ちゃんとしてるキノコになれるわけですよ。ちゃんとしたキノコになりたいよ。

みんなものっきーみたいにならないように毎日口腔ケアしてね。歯磨きだけでなくデンタルフロスもね。のっきーブリッジつけたおかげで、特殊なやり方でフロスしないと汚れが落ちない歯になっちゃったからね。二の鉄は踏んで欲しくないんだよ。

のっきーも使っている歯垢染色液。家庭用より断然よく染まって汚れがわかりやすいです。染める力が強力な分、気をつけないと洗面台も唇もピンクになるので、お休みの前の時間がある時に使うのがオススメです。