親知らず抜歯5日目なんですけど、上の抜歯窩がロキソニンなしでは耐えられないくらいの痛みになってきて、ドライソケットになりかけてるかもしれん……。
下の抜歯窩はあんまり痛くない。抜歯から時間が経つごとに痛みが減っている。上はジワジワ痛みが増して、ロキソニンが手放せない。これは……。
いやでも、まだロキソニンを貫通する痛みじゃないから。今の時点ではドライソケットと決まったわけじゃない。本当に眠れなくてしんどいからやめてくれ頼む……。
ハンチョウの石和は大丈夫だったのかなあ。カイジのスピンオフの一日外出録ハンチョウね。メインキャラの一人である石和が親知らずを治療する回があるんですよ。(12巻91話「智歯」)。右の下アゴに生えている、中途半端に埋没して横を向いた親知らずが虫歯になっちゃって、どうにも痛むので石和は仕方なく歯医者に行くんです。この親知らずがアゴの骨と癒着しちゃっていて簡単には抜けなくて、長時間かけて切開して歯を砕いて縫合して、ただ抜くだけだと思っていた石和は心身共に大ダメージをくらうんです。それがもう、生えてる場所から症状から処置の内容まで今回ののっきーと全く同じで、「うわあ、石和ああぁ……」と胸がギチギチに締め付けられました。石和ゲッソゲソになってたよ。辛い。のっきーは上下2本で30分だったんですけど、石和は1本で1時間半かかっていたから、よほど抜きづらい歯だったんだと思う。石和のレントゲンと自分のレントゲンを見比べると、石和の親知らずはしっかりした大人の歯で根が張っていて、のっきーの親知らずは乳歯みたいにコロンとしていて根がないから、癒着の深さの違いがそのまま処置の時間の差になったと思われる。もう、本当に辛かったと思う石和……。地下労働者って保険とか効くのかな。読み返したら帝愛の健康保険に入れてるらしい。良かった。自由診療なら1万5、6千円はかかっちゃうもんね。そんな状態でジンギスカンなんてとても食べられんよね。代わりに沼川が買って来たスープスタックのスープが美味しそうで、店に走りたくなりました。具が小さめのクラムチャウダーと冷たいヴィシソワーズって気遣いの塊やんね。こんなしごできな人たちがなぜ地下労働を……?しごできだからこそ光から闇への落差も半端ないのか……。
石和、次の回ではピンピンしているから多分ドライソケットにはならなかったんだろうな。いいなあ。のっきーもまだ確定なわけじゃないので、様子見ながら安静にしてようと思います。
このタイミングでハンチョウを読んだのもすごい巡り合わせだな。カイジのスピンオフはどれも殺伐感控えめの甘口カレーのような仕上がりなので、抜歯で荒れた心にも優しくてオススメです。
5話まで無料だよ。無料の中では「飲芋」が好き。全体では牧田さんの息子さんが出てくる回が特に心温まって好き。
「智歯」に出て来たスープスタック(スープストック)です。石和の食べたクラムチャウダーとヴィシソワーズは現在のメニューにはないっぽい。復活しないかなー。個人的イチオシは鶏のポタージュフレンチ仕立てです。上のセットの中にもあります。弱った体にとても優しい。食べたい。童話の中のお婆ちゃんが薪ストーブの上でコトコト煮込んで作ってくれたみたいな、滋味深くて懐かしい味がします。