のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

Japan Mobilty Show 2023に行ってきたよ

去る10月28日〜11月5日に開催されたジャパンモビリティショー2023に行ってきました。

交通や物流で活躍している機械全般の見本市です。前回までは東京モーターショーとして開催されていました。今回からは自動車に限らず、いろんなジャンルのモビリティ関連の企業が集まる見本市に生まれ変わるということで、乗り物好きなのっきーはワクワクしながら行ってきました。

めっちゃ混んでたよ!!!

最終的な来場者は100万人を超えたそうです。大盛況で、会場は人人人でものすごい熱気でした。開催地が東京ビッグサイトで海のすぐそばだったんですけど、あれだけ人がいたら水分量的にここも海だしゆりかもめは川だなと思いました。

あまりじっくり見られなかったけど、メインとなる東展示棟は近未来のサイバーパンクのような会場作りがされていて、歩いているだけで楽しかったです。ビッカビカのモニターにとんがったデザインのコンセプトカーの組み合わせがそこかしこにあり、これでもかと未来を浴びれました。未来を浴びる機会ってなかなかないので貴重です。老舗の旅館に泊まるとか、歴史的建造物を見学するとか、過去を浴びるのはそんなにハードルが高くないんだけどなあ。ちょっと明るい気持ちになれて、来て良かったなーと思いました。

イラストはMAZDAのコンセプトカー、ICONIC SPです。これが見たかった。狙っていた人は多かったようで、あまりの混雑に一回展示を見るのを諦めて、ご飯を食べに行って、もう一回展示に戻って、やっと見られました。

ICONIC SPのデザインコンセプトのひとつに、「プラモデルの箱を開けたときのようなドキドキ感」があります。「どんな車だろう」と箱の中をのぞいた時のような高揚感を味わえるように、上から見て美しく感じるデザインになっているそうです。それを味わうために、会場には上から見下ろせる展望ブースも用意されていました。もちろん登って見てきました。

ICONICは中華の回転テーブルみたいな台に乗せられてくるくる回っていて、ゆっくりとバタフライドアを広げては閉じる姿が、ものすごく洗練された1000年後の未来の甲虫という感じで、美しかったです。繋ぎ目のない曲線を重ねた優雅なデザインで、「CGです」と言われたら「そうなのか」とうなずいてしまうようなヌルっと感でした。ものすごい金属加工と塗装の技術。縄文時代まで石器を作るのがせいぜいだったのに、ここ2、3000年の人類の進化って凄まじすぎないですか。エンジンもヘッドライトもドアも塗装も車好きの欲張りセット状態で、ドキドキを通り越してバクンバクンの仕上がりでした。今回のショーで一番注目を集めていたんじゃないかなあ。かっこよかったです。

あまりの人手に人酔いして次の日は寝込んでしまったけど、もっとこまめに会場の外に出て海風に当たるとかすればよかったかもしれない。対策を立てて、また来年も行きたいです。