のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

歯医者と外見コンプの話

親知らずの治療と平行して、虫歯の治療のために週一で歯医者に通っています。

週一で行くとねえ、さすがに慣れるね!

麻酔が効いているとはいえ、あのチュイッ、チュイッとかゴリゴリゴリゴリッと削られる感触がどうにも苦手だったんですよ。でも短期間に3回も4回も通っていると、だんだん歯医者に実家感が出てきて、治療中も心乱れることなく「はいはい、流れ的に次は“チュイッ”が来るわね」と余裕をぶっこけるようになりました。

ていうかこんなになるまで虫歯を放置するなよ。どうにも自分をほったらかしにする癖が抜けません。ダイエットに成功して食生活もかなり改善して、美容院にも1〜1.5カ月おきに行けているんですけど、細かい所がまだ全然。のっきー、田舎の森の原木育ちなんですけど、衣食住がやたら偏った生活をしていたのでそのせいかも。田舎と言っても一通りのお店は揃っていて、お金にも困っていなかったんですけどね。肌と髪と歯をつるんと清潔に保つって、テストで100点を取るよりよっぽど大事だと思うんだけどなあ。モノでもコトでも禁止にさえすればその穴を勉強が埋めていくって考え、毒親養成学校の必修科目あるあるだよね。

そんなのもあって、昔は外見のコンプレックスがひどかったんですよ。整えようにも一歩踏み出せなくて、そもそも自分に髪をくしけずり、基礎化粧品や日焼け止めで肌をいたわり、甘い香りの可愛い歯磨き粉で歯を磨く資格はあるのか?ブスだぜ……?みたいな。人間ってコンプレックスが極まると露悪的な方向に暴走しませんか。外見コンプなら「節約しているから服なんて買えない」とか「人間は外見より中身が大事」とか「化粧品の化学成分は肌に良くない」とか「ダイエットより食べたいものを食べて心の健康を保つのが一番」とか、美しさや自己肯定感へ繋がる道に大量のマキビシを巻いて、より自分を醜くなる方向にねじ込んで行ってしまう。割れ窓理論と同じですね。心が損なわれると、そこをめがけて悪いものがどんどん吹き込んでくるんですよ。のっきーの場合は自分は醜いと思い込んでいたから、醜いものをどんどん引き込んでしまった。これが極まると自分だけでなく周囲に毒胞子をまき散らすことになるので、そうなる前にセルフケアの重要性に気づけて良かったです。あのままだったら今ごろブログに「昨今の若者はチックトックだの推し活だのに魂を吸い取られ暗愚魯鈍の極みである。こと学生の身分ならばその本分は学問の修得より他なく、見た目なぞ二の次三の次。即刻スマホを捨て教本を取れ!記紀の一節、論語の一節も誦じられない無教養に生きる価値なし」みたいなことを書いていたよ。あぶねえ。コンプがあるとゼロヒャク思考の正論王になりがちなんで、気をつけます。

歯医者に慣れてくると、寝っ転がって口を開けて治療や歯石取りをしてもらうのが、エステやマッサージを受けている感覚になってきました。癒しすら感じる。大の大人が寝っ転がって何かしらのお世話をしてもらうって、日常ではそうそうないもんね。このまましっかり通い続けて、最高の口内環境を作るぞー。

甘くて可愛いホームジェルも買ったよ。