昨日のブログ、毒親から連絡が来たショックのままに書いてしまったけど、いつもよりブログを見てくれる人が多かったです。みんな毒親で悩んでいるのかな……。のっきー、一時期、シフォンケーキにはまって毎日狂ったように焼き続けていたので、皆さんにフワッフワのやつを振る舞いたいです。ほぼ日のレシピをベースに材料にこだわって、浅井商店のトールシフォン型で作っているから美味しいぜ。
人生って登山によく例えられるじゃないですか。普通の人にとっては富士山レベルの山でも、毒親育ちにとってはエベレストを無酸素登頂するようなもんだと思うんですよね。基本デスゾーンだし、シェルパもいたりいなかったりだし、クレバスがあちこちで口を開けているし。なので自分を最優先にしても何ら責められることはないと思います。そもそも好きでベリーハードに挑戦しているわけではないし。背負いきれないものは背負わなくていいんだ。
毒親のことをいろいろ考えたんですけど、あれは地獄のポケモンGOですね。のっきーは二段階進化の一段階目で故郷の森から逃れて、心療内科にかかって事なきを得ました。ほとんどは親から子へ、代を重ねても地獄から抜けられずぐるぐるしてしてしまうんだと思います。自分の代で負の連鎖は止めたいなあ。
図にしたらこんな感じです。AC（アダルトチルドレン）に進化した段階で毒の連鎖に気づいて、親から逃げるなり心療内科にかかるなり、対処できるかがカギだと思います。のっきーの親株はここで自省の機会を持てず、ACのまま結婚出産に突き進んでしまったと思われる。自我がうまく育たなかった人って、自省そのものがハードルが高くて難しいんですよね。のっきーもおかしいと気づくまでに時間がかかりました。
そんな風にいくら分析して仕組みを頭で理解しても、心がついてこないんで、歩み寄りとか絶対無理だなあ。毒の連鎖のしょうもない所は、自分に危害を加えていたのは中ボスで、ラスボスのそのまたラスボスもいて、キリがないなって所です。これについては大分悩んで、とっとと逃げて存在をつるっと忘れた方がいいと結論付けました。登山で一番大事なのは撤退する勇気で、登っているのはエベレストですからね。登る山だって自分で選んだっていいし、K2に変えたっていいわけだし。なかなか難しいんだけど。無理せず行こうと思います。
