のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

ポンコツと流行語の話

秋も深まり、日毎に日没も早まり、夜な夜な余計なことを考える時間が増える今日この頃です。これだから秋くんはさあ。柿も栗も秋刀魚も美味いからいいけどさあ。

のっきー最近まで自分は屑だと思っていたんですよ。仕事は何をやってもミスばかりだし、集中力も続かないから。コミュ障で人の目を見て話すのも苦手だし。旧石器時代だったら真っ先にヒグマにやられて死んでた奴ですよ。でもWAIS検査を受けてみて、凹凸はあるものの全検査IQが高いとわかって、ADHDの診断も下りて、塵だ芥だと自虐していたのが一転しました。褒められポイント、自分にだってあるんじゃないかと、変に希望を持ってフワフワしてしまっているのが今です。これまでは定型の人と同じ道を選んでいたからダメだったけど、ADHDの特性と持てる知力の限りを尽くせば、何か社会で認められる道があるのではないかと。通勤して就業時間内に決められたタスクをこなすような、一般的な働き方は無理だけど、好きで続けられそうなことにもう一度向き合って、時間無制限で取り組んでみたら、少しはお金も稼げるようになるのではないかと。そんな夢を持っています。絵や文に秀でた定型だってごまんといるんだから勝ち目なんてないですよ。イカダで赤潮に飛び込むようなものだ。それでも地球は広いから、どこかの島に戦える土俵があるんじゃないか、土俵じゃなくて見せ物小屋のステージかもしれないけど、それでも板の上に上がることができればお金を稼げるのではないか。などとぐるぐるしています。IQ高めの発達障害の人たちって、頭の良さと役立たずのギャップをどう埋めているんでしょうか。歯痒くならないのかな。処理速度さえあと何ポイント高ければまともな社会人として生きていられたかもみたいな。のっきーはめっちゃあなります。バカじゃないのに世間では役立たずとしてしか見てもらえないって辛くないですか。何にせよ総合的にポンコツなんだからしゃーなしと割り切れれば楽になれるのか。

考えるより手を動かしていた方が建設的ですね。手足を動かせば何処かしらへは辿り着くもんな。描こう。絵は食べ物や乗り物やキノコを描くのが好きなんですけど、世間の耳目を集めるのはやっぱり人間ですよね。セクシーでフェティッシュな美男美女の絵が描けるようになったら強いだろうなあ。人体、練習しないとなあ。「推し」文化への理解ももっと深めないといけない。「推し」って、根底には欲と信仰があって、それを限りなく気軽でくつろげた形で表現したものだと思うんですけど、生々しい感情のうねりをそれと悟られないようにまとめてくるんで言い表した、絶妙な言葉ですよね。「エモい」の時も思ったけど、芯を喰わない包括的な言葉、万人が使えるふわふわ言葉って、みんな違ってみんないいこれからの社会の共通語になっていくんだろうな。「俺の嫁」は「推し」に近かったけど、ジェンダーと家父長制の色が濃いから令和には来れなかった。若者言葉と日本語の乱れってセットになりがちですけど、新しい人間から新しい響きの言葉が生み出されるというのは、それだけ母語話者が多く言語が生きている証拠なので、のっきーは好きです。アイヌ語や八丈語のような消滅危機言語では流行語はもはや産まれないですからね。最近は少子化なので、新時代のみずみずしい言葉にお目にかかる機会が少ないのが寂しいですね。

あと筋トレを頑張ろうと思います。好きを突き詰めるのにも体力がいりますよね。オタクが歳を取って新たにアニメやゲームにハマるのが難しいっていうの、あれ精神面でよく語られますけど、身体面の問題もでかいと思うんですよ。もっと言うと性ホルモンと生殖能力。加齢で性ホルモンの分泌が減って生殖能力が衰えてくると、ときめきだって感じにくくなるよね。そもそも自然環境下の人類の寿命って38年らしいんで、アラサーあたりでときめきが消えるのはおかしい話じゃないんですけどね。まあ現代ではそうもいかないか。筋トレは性ホルモンは出ないけど成長ホルモンを活性化させるので、感性のアンテナを維持するためにも鍛えるの大事だなと思います。リングフィット2はよ出てくれ。