のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

買い物依存を治したい話

6月はまるまる1ヶ月、クレカ使わないチャレンジをしています。やっと1週目が終わった……、長いよォ……。

先日のブログにも書いたんですが、のっきーは買い物依存症です。つい最近まで、毎日毎日、スーパーやドラッグストアやネットショッピングで数百円・数千円のセール品をちょこちょこ買い、ほとんど使わないまま捨てて、気づいたら数万円吹っ飛んでいるというのを何年も繰り返していました。

そもそも自分が買い物に依存しているという自覚がなくここまで来ました。買い物依存症って、1回の買い物で100万200万吹っ飛ぶとか、ツケ払いとリボ払いと肺呼吸を同じレベルでしてるとか、借金して人間関係が全部ダメになって破産してなお「よし、これからは、生まれ変わった気持ちでショッピングしよう(曇りなき眼)」みたいな、ぶっ飛んだ思考の人がなるものだと思っていました。

が、全然、一回の買い物が数百円レベルでもなる人はなります。のっきーは一番ひどい時で月に20万円無駄遣いしたんですが、それも数百〜数千円の少額の買い物が積み重なってのことでした。その時はZOZOTOWNでの買い物にハマっていて、セール品や古着を毎日のように買い、毎日のように段ボールが届き、一着が800円とか1500円とかだったのが積もり積もって、気づいたら請求が20万を超えていました。たまたま最初にクレカの設定を2回払いにしていた(そうなるまで忘れていた)ので、ひと月に10万ずつの支払いになり、何とかお金をかき集めて払えました。20万ドンと請求が来たら終わっていた。

他にも、半額とか見切り品というワードにすごく弱くて、ちょっとストレスが溜まるとフラリと街に出て、3時間でも4時間でも徘徊して、スーパーやドラッグストアを10件くらい回り、特大エコバッグがパンパンになるくらいセール品を買い込むということもやっていました。あの赤と黄色のビビッドな「半額」の文字がたまらなく魅力的で、見つけた瞬間に頭が沸騰して「やすーい!買おう!!」とその場にある半額商品を根こそぎカゴに入れて購入。「お得だったー」とフワフワいい気分で帰途につくものの、嬉しさが続くのは玄関に入るまで。荷物を放り出して手を洗う頃には、もう買ったものへの愛は冷めていて、そのまま数ヶ月放置してゴミになる……がお決まりパターンでした。これも一個一個は数百円です。それでも、チリツモで1ヶ月経ったらとんでもない額になっています。たくさん買い物しているのに、生活も心も全く豊かにならず、辛くて、心療内科に通い始めてから「生活に 困ればそれは 依存症」ということを知りました。今は改善する方向に全力で舵を切っています。

無駄な買い物をやめるべく、のっきーが今やっている対策がこちらです。

・ZOZOTOWNを見ない

・半額・見切り品コーナーに行かない

・あすけんの未来さんが泣く食材はどんなに安くてもスルー

イメコンの結果と少しでも外れる服飾雑貨はどんなに安くてもスルー

・なんだか不安でザワザワしたらブログを書く、Kindle Unlimitedで本を読む、マインドフルネスの本に書いてあった瞑想をする

加えて、6月はクレカ使わないチャレンジを始めました。出すのがものすごく面倒くさい場所にクレカを仕舞い込み、現金のみで生活しています。Amazonなどどうしてもカードを切る必要がある買い物は、デビットカードで対応することにしました。これがいちいち入金するのが面倒くさくて、それだけでワンクッションもツークッションも置けて物欲の暴走を抑えられています。

6月いっぱい上手くいくかなあ。依存症の改善に大事なのは一日一日をひたすら重ねて行くことなので、まずは1ヶ月頑張ります。

 

買い物依存を治すべく読んだ本です。一冊目はこちら。著者のにゃこさんの実体験を元にしており、44ページと短いので、改善に向けたウォーミングアップに良い本です。「お金に興味を持つ」「お金が増える感覚を知る」のくだりが、今まで考えたこともなかった部分で響きました。Kindle Unlimited無料です。

続いてはこちら。ついついモノを買いたくなってしまうのはどうしてなのか?どうしたら余計な買い物をしなくて済むのか?そんな脳が無駄遣いするメカニズムを、脳神経外科医の菅原先生がシチュエーション別に細かく解説してくれています。無駄遣いにはドーパミンというホルモンが深く関係しているんですが、ADHDの衝動性の仕組みとまるで同じでびっくりしました。「これなら買い物依存をやめられるかも」とやる気が持てる良書です。Kindle Unlimited無料です。