たまに横浜中華街でごはんを食べるので、個人的におすすめのお店を紹介するシリーズです。
今回は朝粥が美味しいお店です。中華街で朝粥が食べられるお店はいくつかあるんですが、その中でものっきーのお気に入りがこちら、「馬さんの店 龍仙」です。
テレビやガイドブックにもよく出ているお店で、中華街でお粥と言ったらここと謝甜記、安記の3店が有名ですね。
龍仙のおかゆは中華街で食べられるお粥の中でも塩味が柔らかく、やさしい味わいです。お粥の濃度は五分粥くらいで、もったりとサラサラの間。家庭でお母さんが作るお粥の最上級みたいな、しみじみとした美味しさです。朝イチで寝ぼけた体に沁みます。
一番人気は「龍仙粥」ですが、ベースのお粥は同じなので、お好きな具を頼むのが良いと思います。（個人的には肉より魚介がおいしい気がします）
プラスで点心もおすすめです。特に「上海五目もち米焼売」は皆さんが想像する焼売とは一味も二味も違っているので、初めての方は試す価値ありです。焼売の中には甘辛く煮付けた豚肉と餅米が入っています。ちまきのようなモチモチとした食感で、遠くに中華のスパイスを感じます。地元のはまぽーくを使っているのもポイントが高いです。
モーニングにはお得なセットもありますが、ついてくる春巻きや杏仁豆腐は普通の町中華の味わいなので、たくさん食べられない人はお粥単品（＋点心）にするのがいいかも。のっきーはモーニングセットと点心を頼んで、全部食べたらお腹がはち切れそうになり、お店を出たあと腹ごなしに歩くも関帝廟通りの途中の山下町公園のベンチで動けなくなりました。お粥だけでもラーメン鉢にたっぷり入ってくるので、朝ごはんをしっかり食べよう！という心意気で行くのが良いです。
冒頭で朝粥が美味しいお店と書きましたが、龍仙は営業時間が長く、朝の7時から深夜の1時までやっています。なので朝昼夜、いつ行っても美味しいお粥が楽しめます。
店内はメニュー写真とテレビ出演の写真が一面に貼ってあって賑やかです。広さも雰囲気も日本の町中華に似ているので、女性一人でも怖くないと思います。店員さんは中華街ではいたって普通の接客というか、そんなに笑顔はないけど気のいい感じで、「◯名です」「すみません」「（メニュー指差し）これください」さえ言えれば爆速でお粥はくるしお水はセルフなので問題ないです。お粥だけだと本当に早い。店内が空いていたら2〜3分で来ます。
気になる方はぜひどうぞ。横浜中華学院の通りにある、可愛い双子のお人形が目印のお店です。
シリーズ化すると言ったので頑張ってするぞ。今後、おいしいスイーツなども紹介できたらいいなと思います。
