のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

スマホをなくしまくるADHDがApple Watchで救われた話

タイトルの通りなんですが、のっきーはスマホを1日に5回はなくします。

狭い家の中なのに、ふと気づくとどこに置いたか全くわからなくなっています。そして大抵、「何でこんな所に置いたんだ?」という場所から見つかります。見つかってから、「ああ、ここで作業をしていて、途中で宅配が来て、スマホが邪魔になってここに置いて、そのまま別の作業を始めて見失ったのか……」といろいろ思い出します。毎日その繰り返しです。

何にも考えず、ボーッとその辺に放り出しているわけではないんですよ。スマホを置く瞬間はしっかりスマホと、そこが安全に置ける場所かどうかを意識している。見つかった場所を改めると、スマホが傷つかないように、安定した棚やクッションや椅子の上を選んでいたりします。でも置いた瞬間、次の行動で頭がいっぱいになって、置いたこともその場所も忘れてしまう。そして次にスマホが必要になった時に「スマホがない!どこに置いたっけ?」とウロウロ探し回ることになります。

なくさない為の方法もいろいろ試したんですが、のっきーの場合はことごとくダメでした。

スマホスタンドを買い、棚の上に置き場を決めて、「絶対にここに置く」と決めたことがありました。しかし「一刻も早くスマホを置いて、思いついたことを実行したい!」という思いに駆られ、スマホ置き場までのほんの数歩がたまらなく面倒で、失敗しました。

専用のストラップを買って首からかけたこともあります。大きめのポケットがあるエプロンやベストを買って、家にいる間は常にポケットにスマホを入れておこうともしました。しかしそれも、スマホの重さが不快で結局どこかに置いてしまい、「ポケットに入れたはず……、ない!」となって意味がありませんでした。

最終的に落ち着いた方法が「なくしたらその都度スマホを鳴らす」です。なくすのは止められないので、なくすたびに早く手元に戻るようにしようと考え方を変えました。着信音量を最大に設定しておいて、なくしたと思ったら家の固定電話からスマホにかけたり、スマホを置く時はかならず画面を上にしておき、なくしたら部屋の真ん中で「Hey Siri!!!音楽をかけて!!!!!」と叫んで音楽の聞こえる方を探したりしました。(「Hey Siri!!!」法はヘッドフォンをしていた場合、一旦Bluetoothを切って再接続しなくてはいけないのが面倒くさい。)

しばらくはそれで過ごしていたんですが、ダイエットを始めるにあたって、ヘルスケア目的で買ったApple Watchが大正解でした。「スマホを鳴らす」機能がとにかく便利。初代のSEを買って2年になりますが、自分としてはスマホをなくす問題に終止符を打てたと思っています。

サイドボタン→スマホを鳴らすボタンで、2秒でスマホが鳴らせます。簡単に鳴らせてすぐ見つかるので、「またなくした……、探さなきゃ……」というガッカリ感から解放されました。いちいち電話をかけることも、声を限りにSiriを呼ぶこともなくなり、ストレスフリーです。毎日10回以上は鳴らしているので、スマホを鳴らすボタン部分だけ曇りがち。ありがとうApple。

家ではこんなのっきーですが、外でスマホをなくしたことはないです。外では常に緊張状態にあって、スマホが生命線なのと、基本カバンに入れっぱなしにしているので、毎回なくさずに帰ってきています。カバン自体を電車の網棚に忘れるみたいなのは何回かありましたが。その時もスマホだけは離さないように手元に確保していたので、なくさずに済みました。

Apple Watchの話に戻って、「スマホを鳴らす」機能以外だと、タイマー機能、アラーム機能をよく使っています。振動をオンにして、時間になったらApple Watchがブルブルするように設定すると、音で知らせるより確実に気付けます。この振動が絶妙に不快なのがいいです。音だけだと、集中している時はスルーしがちなのでとても助かっています。

iPadでデジタルお絵描きに目覚めた時にも思ったんですが、ADHDはこういったスマートガジェットを第二の脳だと思って、ガッツリ使った方がいいですね。コンピュータが得意な作業がADHDはすごく苦手なので、そこをサポートしてもらうとQOLが格段に上がります。今後も良き隣人として、末長く付き合って行きたいです。

 

今の所SEで十分だけど、最新機種いいよね……。感覚過敏があるのでスポーツループが気になっています。