障害年金の申請をするにあたり、これまでの半生で生きづらかったことを紙に書き出していたら、脳内の天袋の収納ケースの蓋が開いたようで、寝るたびに過去のしくじりが夢に出てきて、「ハッ!夢……ッ!」と飛び起きるのを繰り返しています。もう本当にマンガみたいなリアクションで起きてる。昨日見たのは過去にクビになったバイトで、経理事務の仕事でデータ入力をしている夢でした。全集中の呼吸で入力しているのに、エクセルの計算式がどんどん壊れて行って、焦れば焦るほどキーボードの文字もバグって数字が打てなくなり、だんだんパソコンが黒煙を吐き始めオフィスが炎に包まれ、熱風に巻かれながら決死の思いでビルからダイブしたら目が覚めた、というものでした。明晰夢に閉じ込められた時って、命を投げ打つと意識が戻るのあるあるですよね。鬼滅の無限列車編はその辺すごくリアルでした。悪夢は「のっきー、仕事ができない」「のっきー、空気も読めない」「のっきー、社会を追われる」とジャンル別にサザエさんよろしく3本立てになっているので、全編視聴した朝はどっと疲れます。人間関係がこじれている夢が一番堪える。仕事関係で親しくなるとかプライベートでも遊びに行くとか、仕事できない民には到底無理な話だよ……、だから勉強できなくても運動できなくても友達が作れる学校という場で、あんなに仲間だの友情だのが尊ばれていたのか……、衣食住が脅かされていない今のうちに友達作っておけよと……、腹落ち……。
今、ひたすら己のできないことを数えていく作業をしているので、脳も混乱しているのかもしれない。でもこの機会に自分をとことん見つめ直して丸裸にするのはやっておいて損はないなと思いました。影の範囲がわかれば、光が差す場所もわかるわけで、障害がわかった今ここで半生の棚卸しをしておかないと、人生の代表作が発達障害とその生きづらさになって終わってしまう気がする。
そんな感じであまりいい睡眠を取れていないので、気分転換に温泉などに行きたいです。ドーミーインとかさ、いいよね……。行ったことないんですよねドーミーイン。ネットのあちこちで、すごく気の利いたサービスがある高コスパのお宿だと評判が流れてくるので、一回泊まってみたい。お風呂の後にもらえるという乳酸菌飲料、アイス、そして夜も深まった頃に供されるという夜鳴きそば、「こういうのでいいんだよ」の集大成と名高いその味を確かめてみたい……。どのドーミーインにも大量に漫画が置いてあるコーナーがあって、読み放題で自分の部屋に持ち帰ってもいいらしい。池袋店が特に力を入れているみたい。池袋のアニメイトは改装してからまだ行ってないので、それも引っくるめて気になるなあ。でも、まあ、こういう所って、多分友達などを誘って、付かず離れずの距離感でまったりくつろぎながら、SNSにドーミーいんこちゃんなどをあげるのが楽しいのかもしれない。多分……。友達とお泊まりって修学旅行でしか経験ないからわかんないぜ……。トップ画はヘンリー・フュースリーの「夢魔」をモチーフにしましたがよくわかんなくなっちゃいました。
公式ガイド本が出てた。畳敷きのドーミーインいいなあ。