のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

コミュ強とはシェアすることと見つけたりな話

コミュ力がある人って「シェア」することが上手いな……?と思ったのでそのことを書きます。

のっきーは現在友達0人です。学生時代にいたにはいたんですけど、卒業した瞬間に繋がりが全部切れました。卒業式翌日から全く連絡を取らなくなってそのままです。大人になってからは一人もできていない。ちなみにのっきーの考える友達のラインは「SNSでたまにやり取りする」「数ヶ月に一度、飲みやランチに行く」です。いない。

このコミュニケーション不全っぷりは発達障害(ADHD/ASD)の特性から来ているのか、そ他の要因から来ているのか。家庭環境もあるのかなー。親キノコも友達いないんですよ。仕事の付き合い以外で、誰かと出かけているのを見たことがない。親子関係にしても、家族揃っての旅行や食事はギスギスしていて空気が悪くて、そういうコンセプトの地獄っぽかったし、日々の食事もバラバラに一人ずつ摂っていました。培われるべきものが培われなかった感。

コミュ力をつけたい。コミュ強になるにはどうしたらいいんだ。長年悩んで、人付き合いが上手な人を観察したり、コミュ強っぽいYouTuberさんの動画を視聴して、ひとつの気づきを得ました。

コミュニケーションが上手い、それはすなわち「シェア上手」ではないか。

「シェア」上手とは何かというと、「物・事・時間・空間」を誰かと共有することがスマートで、そつがないということです。お菓子を分け合ったり一緒にごはんを食べたり旅行に行ったり、何もなくてもなんとなく集まって、阿吽の呼吸で相槌を打って世間話したり。その人と何かをシェアすることを心地いいと思ってもらえて、本人もシェアすることを楽しい、嬉しいと思っている。食欲と同じくらい自然に「シェアしたい欲」を持っている。なので友達を作ることに積極的だし、一度できたらこまめに連絡を重ねて関係を切らさない。年を重ねるごとに交友関係は広がっていって、数をこなすことでシェアのやり方も洗練されるので、何年も何年もうまく関係を繋いでいくことができる。

「えっ、それは別に普通じゃない?」と思われるかもしれない。ですがのっきーにはこの「他人と何かをシェアして楽しむ」がかなりハードルが高いです。そもそもシェア欲が薄くて、「相手の心情や空気を読んで合わせる苦労>シェアする喜び」になりがちです。他人とテンポとテンションを合わせて盛り上がるって、人によってはすごくドーパミンが出ることだと思うんですよ。体育祭、文化祭、仲間との飲み会、スポーツの応援やライブの観覧やお祭りの盆踊りなど。のっきーも誰かと集まること自体はそんな苦痛じゃないんですけど、ただ同じ空間に集まって、それぞれ勝手に好きなことをしているだけで「ものすごく共有できているな!シェア欲満たされてるな!次は1年後で!」と思ってしまう。ハンチョウの138話「各飲」で、ハンチョウ達が日がな一日同じ部屋で、それぞれ好き勝手に漫画を読んだりネットサーフィンしたりゲームをやったりな回があるんですけど、まさにあんな感じ。たまーに「飲み物足りてる?」程度の声をかけあったりしてね。コミュ強への道が遠すぎる……。

人恋しいは人恋しいので、ブログに反応がもらえるのはとても嬉しいです。自分の思いをネットの海に投げて、アクセス数という形で反応がチラッチラっと返ってくるのは心的負担が少なくて嬉しい気持ちだけがある。でもそれじゃ狭く浅い人間関係の中で死ぬまでそのままだよななあ……。

長々と書いたけど、似たような方いますかね。コミュ強のこともコミュ障が頭の中だけで考えたことだから、いろいろズレているような気もする。わかるー自分もだよと共有できたら嬉しいです。ネットは時間と空間を同じくせずとも心情のシェアができるのがいいですね。

ぼっちを自覚した中川先生が、友達を作るべく東奔西走する漫画。パリピなコミュニティにも果敢に挑戦しています。行動力がすごい。友達って何だろうね……。Kindle Unlimitedなら無料で読めます。