のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

メイクめんどいしヘアセットめんどいし全てがめんどい話

心療内科に行ってきました。通い始めて1年半になりますが、すっぽかすことなく通院できています。えらい。でも1回薬局で処方箋の期限を切らして再発行してもらいました。えらくない。のっきーが通院している心療内科は駅そばより回転が早くて、全然待たなくて助かるんですがその分診療もワイルドスピードです。事前に言いたいことをまとめておかなきゃいけなんだけど、今回は頭がぼーっとしていて、思いつくままタラタラ最近の困りごとを呟いて終わりました。それでもいつもの安定剤は処方してもらえたのでいいか。心理検査や手帳の申請やカウンセリングなどなど、「今これで困っている。こうなりたい」にはきっちり応えてくれる先生なので多分相性はいいです。通い始めた頃は先生のデスクに栄養ドリンクの空き瓶が何本もあって、「あるんだ……、それぞれの『地獄』ッ……」ってハチワレ顔してたけど、最近はペットボトルのお茶になったので良かったです。

通院する中で、「精神障害者なんだからメンタルの具合は悪くて当たり前」なのがやっと腑に落ちてきました。発達障害(のっきーはADHD/ASD併発型)である限り、社会の中で座りが悪いと思うことはこれからずっと付きまとうし、それによりメンタルが「うっすら病み」になるのは自然なことだし、薬でごまかしごまかし、低空飛行で飛び続けて行くものなんだなと。そういうもんなんだ。精神障害者だもの。ということがやっと実感できて肩の荷が下りた気持ちです。まだまだ脳内で「お前が障害者なわけないだろう」「甘えるな」「コミュ力を身につけろ」「人の中に飛び込め」という声も聞こえてくるけど、徐々になくなっていくかな。多分のっきーの親キノコなんだよねこの声。しかし我はもうありのままの姿(挙動不審)でいられるサード・プレイス(心療内科)を得た。己にかかった無理めな呪いを少しずつ解いて行きたい。

はーでも外出るのだるいしメイクするのもだるい。メイクは一生だるいな。皮膚に何か塗る感覚が苦手でまあ〜〜〜〜しんどいです。のっきー、輪郭と目鼻立ちが直線的なので、巷に溢れる女性的なメイクをすると山田伝子先生みたいになるしさあ。黄み肌ブルベだから肌に馴染む色を探すのも一苦労だしさあ。奥二重だから全てのアイシャドウがまぶたのシワの中に格納されるしさあ。打っても響かないからますますやりたくなくなる悪循環。ブログにイメコンやコスメの記事を載せているので、パッと見メイクに積極的に見えるかもしれませんが違うのだ。どれもこれも最小限の時間と手間で見た目を社会で許されるレベルに整え、「化粧した感」を出すためにやっているのだ。定型擬態RTAです。マイナスのエネルギーで動いてる。やらなくていいならやりたくないよー。

今SNSでメイクレシピを載せるのが流行ってるから、映えとかどうでもいい、超後ろ向きの限界メイクレシピを描きますね今度。メンズメイクを参考にしてるんだけど、あちらでは「できるだけ肌に近い色を使って自然に盛る」のが主流になっていて、女性でもこの流派が出てくれば良いのになあと思ったりします。そうそう、このブログを読んでいる人で自分の容姿に自信がなくて、「メイクをやってもやってもブスが払いきれねえ!なぜだ……!!」と思ってる人、もしかしたらのっきーのように輪郭やパーツが直線的で、ベリーショートやメンズメイクの方が違和感なく盛れるタイプかもしれないです。思い切ってバッサリカットしちゃうのも手かもしれない。のっきーそれで見た目の印象がかなり良くなった(当社比)ので、垢抜けライフハックのひとつとしておすすめしておくぜ。

にしてもさ、「社会に出たらメイクはマナー」って、メイクしたら映える立場の人間が作ったルールだよね。義務教育のカリキュラムも勉強できる側の人間が作ってるしね。世の中のルールは全部、できる側の人間が作って運用しているんだ。ショボショボ。

心療内科の後は美容院に行ってきました。また刈り上げツーブロヘアにしてもらった。施術直後はオシャレ値が999でカンストしてたんだけど、美容院を出て風に吹かれた瞬間ぺったんこになりオシャレ値が5くらいになった。

こんな感じです。トップをスタイリング剤でふんわりさせるの、のっきーの髪質だとどうあがいても持って数分で、ドライヤーで根本から立ち上げてもハードなワックスやスプレーを使っても速攻でペッタンコになる運命です。頭頂部が平らで、毛が直毛で頭皮に沿って這うように生えているからだと思う。刈り上げ部分の2ミリくらいの毛でもう頭皮にくっつかんばかりの勢いだもの。自立しろよお。

常時ふんわりさせるには、髪の根本にパーマをかけるしかないみたいです。ふんわりが美しく決まっている人は、生えグセと髪質と頭の形がいいか、パーマをかけてるか、静止画であればスタイリング直後の奇跡の瞬間を撮っているみたい。だよねー。メイクもそうだけど、現代社会にフィットするスタイルのハードルの高さったらないですよ。オシャレとか垢抜けって、いかに人間の野生を抑えつけて意のままにコントロールできるかってゲームで、令和はその難易度が鬼モードになってると思う。ムダ毛を抜いて肌のムラや毛穴を消して歯並びを整えて、髪を刈ったり染めたり巻いたり……。ワイルド系も決してありのままでいいわけではなくて、日本庭園みたいなさも「自然のままですけども」って演出だもんね。ぐったり。パーマかけに行くか。昔スパイラルパーマかけて1日で綺麗に取れて再施術しに行った伝説があるんだよなあ。とりあえず美容師さんに相談してみます。

Kindle Unlimited無料で、読んでみたらとても参考になった本。30代40代の男性向け美容本なんですが、テンションが一定で淡々と説明する書き方なので、身だしなみに迷える男顔ASDの女性にもオススメしたいと思いました。出てくるモデルさんがみんな普通のおじさんで、髪はボサついて肌は荒れ気味というのがガチ感があって良い。ヘアメイクにスキンケアにメンタルの保ち方まで一通り網羅しているので、「美容の基本を習得したい、最低限の小綺麗さが欲しい!」という人にオススメです。