トップ画はオリジナルキャラのノキちゃんです。「今っぽいアイコン」「自分と近しい要素」を混ぜて、キャラクターを作る試みをしています。とりあえずバストアップを描いた。ノキちゃんは20歳で黄み肌ブルベでPCウインターです。面倒くさがりなのでオイルをつけたらそれっぽくなるウルフレイヤーヘアにしていて、ASDで感覚過敏なので頭皮を刺激しない裾カラーで、ゆるだぼなコットンの服が好きで、いろんなモヤモヤを抑えるのによくVAPE(ポケットシーシャ)をくわえています。今度全身も描く予定です。
女の子を描くのにいろいろ調べていて思ったんですが、現代女子の万人受けフェイスって、「パーツの丸み」と「パーツ間の短さ(余白の狭さ)」がかなり重要なポイントですね。この2点を抑えた白銀比顔が、メインストリームど真ん中な感じ。
この辺りの記事でも考察していますが、「万人受けフェイス」は頭の形や顔のパーツ全てが曲線的。眉下と中顔面と人中が短い。そして黒目が大きくて究極の忘れ鼻。イラストに起こしてみるとこんな感じ。
再現できてるかなー。丸顔〜卵顔で、赤ちゃんや子猫のように目がきゅるんとして、鼻に存在感がなく、柔和な印象の顔です。女性的な曲線の中に、少女のあどけなさをひとさじ、みたいな顔。顔タイプで言うとキュート〜アクティブキュートです。リカちゃんやプリキュアの顔立ちもこれに通じていますね。
ファッションやコスメも基本この顔立ちに合わせたラインとカラーのものが多いなあと感じます。多分、商業的にもすごく扱いやすい顔なんだと思う。のっきーがイメコンを受けた時に言われたのが、「キュート顔はクールな格好をしてもそれなりに成立するけど、クール顔がキュートな格好をするとチグハグな印象になる」というものです。メイクの幅もファッションの幅もあるということで、なっとけば楽って顔でもある。時代と共に美しさの流行が欧米のセクシーな黄金比からアジアのキュートな白銀比へと移ったのも追い風としてあるかな。
あと日本人のネオテニー(幼体成熟)好きの琴線に触れている顔でもありますね。成熟より未熟。サンショウウオよりウーパールーパー。芸妓さんより舞妓さん。ちいかわ。写真の加工技術やメイク技術や整形技術の向上で、SNSでも現実でもネオテニー化がどんどん進行しているのを感じる。この先もっと若さと可愛さの表現が極まったらどんな顔が流行るのかなー。
のっきーは白銀比からもキュート顔からも程遠い顔なので、いくら万人に受けるとてその顔に近づけるのは労力がかかりすぎて無理……ようやらん……と思っています。キュート顔になれれば、似合うコスメも服もヘアスタイルも巷に溢れまくっているから、さぞ楽だろうなと思うけど、なるのも維持するのも大変過ぎて、結果メンタルがやられそうである……。天より賜ったクール寄りフレッシュ顔を研ぎ澄ます方向で行きたい。女の子の絵も、万人に好かれる顔はとても素敵だけど、そうでない顔で魅力的な子も描きたいなー。案外王道から外れた方が誰かの心を強烈に撃ち抜くような造形になったりするかもしれない。ノキちゃんはそのつもりで描いているので、どなたかの心に引っ掛かったらいいな。
最近試してみたシーシャ?アロマディフューザー?です。原材料はハーブエキスと天然香料、食品添加物のみ。エキスが加熱された水蒸気を吸って吐くと、あたかもタバコのように白い湯気がモワ〜ッと出て面白いです。添加物を肺に入れるのが怖いのでもっぱらふかしてます。味はうす甘〜〜〜〜くて特にハーブの効果も感じないけど、ダイエット中の口寂しい時や、モヤモヤした気分の時に気を紛らわすのにちょうど良いと思いました。