のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

刈り上げベリショが決まらない話

美容院に行ってきました。

のっきーはいつも耳と眉毛を丸出しにした刈り上げベリーショートにしています。今回は1ヶ月で切るとちょうどいい所を2ヶ月ちょい放置してしまいました。モッサモサだし暑いし初夏だしで、サッパリしたくて美容師さんに刈り上げの範囲を広げてもらいました。サイドと後頭部に深くバリカンを入れてもらって、これまでで一番短くなった。進撃の巨人のジャンとマルロの真ん中くらいの髪型です。施術後のジョリジョリの感触が楽しめるのは刈り上げ民の特権だよね。洗髪とドライヤーが爆速で終わってとても楽。

問題は頭頂部がぺったんこの頭の形と、無駄にしなりがあって全く遊ばない髪質です。この2点があるおかげで全然おしゃれに見えないんだよね。美容院でワックスをつけてもらって、お会計して店を出るまでは毛先が遊び散らかしててそれはもう小洒落てるんですけど、店を出て風に吹かれた瞬間シュルシュル戻ってダサぺったんです。魔法解けるの早えーーーー。せめて家に着くまで持ってよ。寝癖が全くつかない代わりに永遠にオシャレにもならない呪いの毛髪です。毛先遊ばせたい。頭頂部の髪も盛りたい。ギギギ……。鳥類のトサカみたいに、頭頂部の毛をふんわりさせると、それだけでもう全然垢抜け具合が違うのになあ。根本からビーン!!!と立ち上げるにはやっぱり細幅のヘアアイロンでしっかり熱を通して立ち上げるしかないんだろうか。もしくはパーマ。手間がかかるなあ。

頭の形の垢抜けなさを見るにつけ、江戸時代のちょんまげとか結い髪はよく出来てたんだなあと思います。頭頂部と後頭部がぺったんこになりがちな日本人の頭をかっこよく見せるために、盛れる形を追求していったらあのヘアスタイルになったんでしょうね。ほんとようできとる。

今はヘアアイロンがないので、洗髪したら天橋立の股覗きの体勢で逆毛が立つようにドライヤーを当て、ハードワックスとスプレーで固めています。それでも気づいたらダサぺったんになってる。何かいい方法ないかなあ。ちなみに今使ってる整髪料はこれとこれです。

 

ルベルのトリエエマルジョン10(前回の8からもっとハードにした)とケープのFOR ACTIVEです。束感はまあまあキープできるんだけど、重力に逆らって立ち上げるっていうのが難しい……。

今回髪を切ってくれたのは金髪ロングヘアの朗らかな感じの美容師さんでした。 コミュ障ののっきーにもすごい気を使って話しかけてくれて、話が弾んで、「うわあ会話が楽しい、すごい」と思いました。お互い上京組で、人口密度が田舎の祭り=都会の日常だよね、都会の祭りは人間が生きられる環境ではないよねみたいな話をしました。ハイブリーチのロングってケアが超大変そう。むしろそれができるから客扱いもきめ細かくやれるんだ。のっきーはその昔、ロクにケアできないくせにカラーとパーマを繰り返して、髪がゴムみたいにびよーんと劣化しちゃったことがあったので、それ以来ずっと素髪です。PCウインターだしもう黒髪一択で行く。

それにしても会話楽しかったなあ。楽しかったと同時に、こうやって話が弾んだからって自分と気が合うなんてゆめゆめ思っちゃいけないなと思いました。サービスの延長線上だからこの会話は。見た目がシュッとしていて手に職を持っていてコミュ力もある人との接点なんて、お金を介したサービスでしかまずありえないぞ。というかそんな人がシャンプーとヘアカットしてくれて軽快なトークとマッサージまでついてきて、タブレットで雑誌も読み放題で、5000円しないって改めて考えると価格バグってるな。そんなに頑張らなくていいんじゃないのかな

そういえば恋人にすると泣きを見る職業の3Bの中に美容師って入ってますね。あとはバーテンダーとバンドマンらしいです。今気づいたけど、五感のうち、二感を抑えると人は恋に落ちるのではないか。3Bでいうと美容師(視覚+触覚)、バーテンダー(視覚+味覚)、バンドマン(視覚+聴覚)という具合で。視覚だけはマストで入ってくる。

ヘアアイロン買おうかなあ。もしくはいっそライナーくらい短くしたら髪がかなり軽くなるから上手く行くかもしれない。夏も近いし次はそうしてみます。

ベリショにぴったりな11mmのスリムアイロン。買おうかな……。ヘアアイロンて業務用のものも売っていて一見そっちの方が良さそうなんだけど、コードが3mくらいあって家庭では取り回しがかなり面倒です(経験済)。なので、まず買うなら一般用の2m以下のコードのものが良いんじゃないかなと思います。