先日受けた心理検査の結果が出たので書きます。
受けた心理検査は、ロールシャッハテスト、バウムテスト、SCT精研式文章完成テスト、SDS検査(抑うつ自己評価尺度)、AQ-J(自閉症スペクトラム指数日本語版)、AーASD(成人期ASD検査)、AーADHD(成人期ADHD検査)です。
ひとつひとつのテストの結果は伝えられず、全てのテスト結果を踏まえて、「あなたにはこういう傾向があって、こうしたらいいでしょう」とレポートにまとめたものが渡されました。全文は長くて載せきれないので、要点を箇条書きします。
心理検査からわかった問題点
・頭の中で多くの考え事が飛び交い続けているので、消耗しやすい
・周囲の人たちに合わせることに相当なストレスを感じている
・幼少期から親子関係に苦労してきており、過去の失敗や辛い思い出が積み重なり、無力感や劣等感に苛まれている
・自分という存在に現実感が伴わない、自己感覚の乏しさがある
・独特の思考パターンを持っており、社会常識的思考の弱さ、感情コントロールの不安定さが見られる
心理検査からわかった良い点
・独自の信念や価値観をしっかり持っており、想像力が豊かである
・知的能力が高く、心理的なエネルギーや活動性も高い
・特性に合った環境下では非常に高いパフォーマンスができる
・絵を描くことなどクリエイティブな活動に才能を発揮しやすい
結果を踏まえてのアドバイス
・できないことではなく、できることに目を向ける
・自分にとって心地が良く、周囲に評価されやすい環境を積極的に選択していくのが重要
レポートの内容はMBTIのセッションでわかった性格の傾向とも一致していました。心理検査でも同じような結果が出たので、やっぱりそうか、と腑に落ちました。
また、この検査結果を受けて、すでに診断されていたADHDだけでなく、ASDの傾向も出ていて、併発型であることもわかりました。
長年感じていた生きづらさはこの世のデフォルト設定だと思っていたんですが、そうでもなくて、世間の人々はもうちょっと軽やかに生きているらしいこともわかった。この勘違いを起点とした認知の歪みも多々ありそう。今後カウンセリングを受けるなどして対処したいです。
それにしても、絵描きだったり物書きだったり、生きづらい人は総じてクリエイティブな道へと誘導されているような気がしないでもない。そんなことない?確かに、時間と空間に縛られず、自分の裁量が大きい仕事となると、もはやクリエイティブ系しかないのかもしれない。
筆力も画力も発想も乏しいけど、できることはこれしかないし、来年は障害者としての菌生が始まるし、もう定型になりたい願望は諦めてこの方向で頑張るしかないのかもしれない。クリエイティブ職の人で、「会社勤めは無理だった。これしかできないからなった」と語る人をちらほら見かけて、謙遜されてるんだなあと思っていたけど、案外ガチだったのかもしれない。創作の世界って「好きなことで生きていく!」というキラキラ感とセットで語られがちだけど、苦痛ではない生き方を懸命に選んでいったらこうなったって消去法の人もきっといますよね。
今はとにかくスモールステップで、ブログの記事更新と、アフィリエイトを充実させるところからコツコツやっていこうと思います。