絵や文を褒められたいとか小銭を稼ぎたいとか自分の気持ちを吐露したいとか、いろいろあるんですが、ひっくるめると「社会で認められたいから」からかなと思います。
学校ではそこそこ勉強ができるタイプだったんですが、社会に出るとまるで上手くいかず、正社員にもなれず、これまで長期短期合わせて、20個くらいアルバイトをしてきました。しかしどれを取ってもポンコツでした。
18歳の初バイトが一番印象に残っていて、コンビニバイトだったんですが、複雑なレジ業務の傍ら、店内の掃除やホットスナックの補充や消費期限チェックに商品の搬入、宅配業者さんの受け入れなどを平行してやらねばならず、頭がパニックになった末に全部の業務でミスをして、怒った店長に「カゴでも磨いてろ」と言われてバックヤードで延々と買い物カゴを磨いていました。当時、あの辺一帯のコンビニで、一番カゴがピカピカな店舗だったと思います。
後に続くバイトも似たような感じで、とにかく「働くこと」「社会に出て起こしたアクション」で誰かに「すごいね!」と言われることなく生きてきました。
もう一生社会で輝くことはないんだろうなあと思っていたんですが、今年の5月にADHD の診断が下りて、なんだか今までのダメさ加減の答え合わせができたような気持ちで、じゃあもう普通に働くのは無理だから、とことん好きなことできることをやってみようか、と思って、手始めにブログを立ち上げてみました。そして今に至ります。
文を書くこと、絵を描くことは元々好きでした。でも世の中にはもっと上手い人がごまんといるし、自分が発表した所でどうにもならないだろうと、ずっと誰かに見せるということをしてきませんでした。こうやって不特定多数の誰かに文や絵を見てもらうのは、中学校の読書感想文や、高校の文化祭でクラスの出し物のポスターを描いて以来です。
このブログを書き続けることで、何かプラスになる変化があったらいいなと思っています。
今週のお題は文学フリマにも応募できるみたいで、しようと思ったらイラストは載せられないみたいで、まあいいか。「ぼくのかんがえたさいきょうのロードスター」を描きました。似てないけどRFです。自動車免許はMTで取ったんですが、学校を出たらポンコツの法則で、公道で走ることに大変な危機感を感じ、教習所を卒業してからは一度もハンドルを握っていません。なのでイラストに思いきり夢を詰め込みました。左ハンドルはヨーロッパのオススメドライブ情報を見過ぎてそうなりました。北イタリアの湖水地方とか、ドイツのロマンチック街道とか、日本にも街並みを再現しているテーマパークがありますが、やっぱり本物は違うのかなあ。海外は敷居が高いので、現実的な目標としては志摩スペイン村に行ってみたいです。