のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

家継げって言われるから先祖のことを調べてみたら闇が深かった話

実家があまりにも家継げ土地継げ墓継げと要求してくるので、「そんなこと言うからにはご先祖様はさぞかし名のある大名だったり旗本だったりするんか〜?そうは全然見えないけども〜?」と気合を入れて家の歴史を調べてみたら、なんだか闇が深かったのでその話をします。

のっきーは田舎の本家の一人娘です。小さい頃から両親に「一生地元を離れず地元で公務員になり地元の男の婿を取り男児を3人くらい生んで未来永劫〇〇家の名と家と土地と墓を守って生きてゆくのだ」と言い聞かせられて育ちました。18歳の時にこりゃたまんねえなと地元からエスケープして、もう戻らない心づもりでいます。

なんですけど、あまりにも両親がしつこく言ってくるので、逆に「そこまでこだわるほどの大層な何かがこの家系にあるのか?」と興味を引かれ、今回ガッツリご先祖様について調べてみることにしました。市役所で戸籍を遡れるだけ遡り、出てきた父方ご先祖様の名前を携えて国立国会図書館に行き、片っ端からサーチをかけて、判明したのが以下の情報です。

・血筋は皇族でも武家でもなく、ただの庶民(元農民?)だった

・高祖父が婿養子で、直系男子の血はとっくの昔に途絶えていた

・病死と聞かされていた祖父が自殺だった

の3本です。地獄のサザエさん。

身バレ防止でざっくりですが、ご先祖様のラインナップはこんな感じでした。

玄祖父:薬剤師?だったらしい。

高祖父:婿養子。近所の家の次男坊。

曽祖父:教師。文武両道のリア充。

祖父:教師。仕事で病んで自殺。

父:教師。酒乱とDVが凄まじい。

のっきー:発達障害手帳持ち。

祖父はのっきーが生まれる前に自殺しているので、親族にはずっと病死だと濁されて来たんですが、国立国会図書館のデジタルコレクションで名前を調べたらすぐ出てきました。2022年12月から資料247万点の全文検索が可能になったのがかなり効いてる。ありがとう国立国会図書館。祖父はわざわざ校舎内で命を絶ってその場に遺書も残していたそうで、てことは自分の死を知らしめようという意図があったと思われる。それを親類縁者みんなで病死ってことにして有耶無耶にするのはちょっとな、世間体が悪いのはわかるけど、身内に対しても完全に無かったことにするのは違うんじゃないのと思いました。とんでもないDV野郎で存在ごと闇に葬り去りたかったパターンかもしれないけど。それはそれで子孫に注意喚起しといてほしい。びっくりしたけど真実を知れてよかった。

それと、曽祖父から3人立て続けに教師になってる件、調べたら3代続けて判でついたように同じ学校に入学して卒業して同じ地域で同じ教師になって〜というのを繰り返していました。クローンじゃないんだから全く同じ人生を送るのって無理があるんじゃないか。祖父は自殺してるし父は毎晩のように酒を飲んで暴れてたし、適正があったのは最初の曽祖父だけで、あとはかなり無理して先生をやっていたんじゃないのか。もしくは、のっきーが「高IQだけど手帳をもらうレベルの発達障害」ということから逆算すると、曽祖父の時代は人より勉強ができるという一本槍で先生として尊敬されてやっていけてたけど、時代を経るごとにそれだけでは通用しなくなり、高いコミュ力とマルチタスクが必須になり、必死で取り繕いながら溜まったストレスを家族にぶつけまくってようやく仕事がこなせるというように変わって行ったのではないか。で、令和の今、いよいよ高度化した定型発達社会への順応が困難になり、障害者として生きるのっきーが残されたと。なんかそんな感じがします。

それでいて未だに「〇〇家の△代目!本家の血筋!エリート!」みたいに大威張りして現実が見えてないのは痛ましいことだと思いました。のっきーの母親は男児を産めなかったのを「男系の血筋が絶えた!」みたいに父と祖母に責められて、「この子(のっきー)が◯ん◯んをお腹に忘れて来たのがいけない!」と近所の人に吹聴しまくる狂人になっちゃって、でも高祖父の時点で婿養子なんだから血筋も何もなかったという。のっきー自身、そんなことを言われて自分の存在に後ろめたさを感じていたので、今回戸籍を調べて自分は何ひとつ申し訳なくないのだと思えてよかったです。

ど田舎なので先祖の戸籍なんて調べてたら噂になっちゃうので今までできなかったんだけど、2024年3月に「戸籍証明書等の広域交付制度」が施行されたことで、遠隔地からも戸籍を取り寄せることが可能になりました。さっき書いた、国会図書館のデジタル資料から祖父の人生を割り出せたのもそうだけど、もう庶民レベルでも都合の悪い過去を隠して誰かをコントロールしようってことができない世の中になってきてるんだと思う。毒親持ちには追い風の世の中になってきてますよ。これからどんどん息がしやすくなるかと思うと未来に希望が持ててきたよね。

そんな感じです。親に今回知ったことを話すのはしない方がいいだろうなあ。家と土地と墓を守って直系長男の血を継ぐことに命をかけて、何十年も生きてきた人達の、その信仰を今さら捨てさせても恨みを買ってさらに揉めてこっちの平穏が乱されるだけだと思うし。のっきー自身が「親が振りかざす正義には確かな根拠もメリットもなかった」「堂々と自分の生きたいように生きていい」と確信を持てたのでそれでいい。後は何を言われようが、のらりくらりかわして相手が往生するのを待つ。そんな腹づもりです。もしのっきーと同じように跡取りだの墓守だので悩んでいる方がいたら、一回徹底的に一族の来し方を探ってみるのも手だと思います。過去に都合の悪いことがあったからそれを塗り替えたくて、次世代の子供に無理難題を押し付けてる場合もあるからね。スマホひとつでかなりのことがわかりますよ。

 

「毒親≒発達障害」に切り込んでいて、自分と照らし合わせて腹落ち感があった本。「親を人間として『知る』」というくだりがあるんですが、自己分析を徹底的にやって、自分の結果から親を類推するのも有効だなと思いました。親と同じ血を引いてるとか似てることが昔は嫌だったけど、敵の攻略法が自分の中に眠ってるってことでもあるんだよなー。似ていても生きる場所や進む道が違えばいい話なので、そこを嫌悪することはしなくていいなと最近思えてきました。

オリジナルの性格診断本です。Kindle Unlimited読み放題です。無料キャンペーン後もちょこちょこ読んでもらえてて嬉しい。