のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

毒親ハザードマップを作ってみた

毒親対策のハザードマップを作ってみたので、その話をします。

みなさんの毒親はどこまで追いかけてきますか。のっきーは幼少期からの刷り込みで、「自分を痛めつけるために、地獄の果てまで追ってくる毒親」というイメージがずっとついて回っていました。それが最近ようやく毒親の行動を冷静に振り返れるようになり、「彼らにもナワバリや行動限界というものがある」「どこまでも延々と追ってくるわけではない」と認識できるようになりました。

それを図にしたのがトップ画のハザードマップです。猛毒で息もできない家の中から、毒の及ばない安全圏まで、のっきーの親の行動範囲を脱出前の思い出と共にご紹介したいと思います。

家の中

まずは家の中です。まじヘル。毒親の外面が良ければ良いほどハードモードでSAN値がゴリゴリ削られる傾向ないですか。のっきー家は父親モラハラ×母親ヒステリックの組み合わせで、家庭内は常に20世紀初頭のバルカン半島のごとき様相を呈していました。家族で外食とか旅行とか行ったことがない。衣食住に金をかけるのは放埒者という教えなので、部屋にエアコンがなく夏と冬は命がけ、雨漏りもしょっちゅうするけど、暴れる父親がよくドアや窓を破るので風通しは良い家でした。

家の外〜小中学校の学区内

家から数キロ圏内です。ちょっと一息つけるかと思いきや、毒親戚や毒知り合いとエンカウントするので油断は禁物です。のっきーの父親は小中学校で教頭/校長を勤めていて顔が広かったので、学校の先生やクラスメイトの保護者、習い事の先生、周りの大人みんなが「あんな良い先生はいないよ」と心酔していました。ある日意を決して家庭が荒れていることを習い事の先生に相談したら、まさかとはぐらかされた後に全部両親に報告され、しばかれた思い出。ギルティ。

小中学校の学区外〜町内

距離はそこそこ離れても、まだまだ危険区域です。人付き合いの濃い田舎町なので情報がものすごいスピードで回り、何か変わった動きをすると秒で近隣住民に共有されます。多分クラウドより速い。ある日キャップをかぶったパンツスタイルでお出かけしたら、勘違いした近所の爺と婆に「◯◯先生の所、娘が男を連れ込んでるぞ!!!!!」とあらぬ噂を立てられ、外に出られなくなりました。部屋のカーテンを閉めて引きこもっていると「娘さんの部屋、昼なのに窓開けないのか」とこれまた爺と婆が玄関をピンポンして教えてくれます。ダミッダミッ。

町外〜県内

町から出るとあら不思議、一気に毒親の影響が薄れ始めます。「市区町村」の区切りはものすごく大きい!テリトリー内では強力な権力を持っているのっきーの親ですが、内に内に守りを固めている反動で、テリトリー外では弱体化します。これはたまたま隣の市の高校に進学して、誰も父親を知らないのに「おっ?」となり、気づきました。しかし県内だと方言や風習、常識、生活様式が同じで親戚も点在しているので、毒親もまだ強気です。電車一本でたどり着ける場所なら追いかけてくるので油断はなりません。

県外〜

毒親の影響がほぼなくなります。のっきーは親類縁者がみんな教育関係で学歴厨だったので、幸いにして大学進学を認められ、その波に乗って上京しました。そこから紆余曲折ありつつ、結果的に地元を脱して今に至ります。のっきーの親は地元に過剰適応し過ぎて、外の世界、特に「東京」「大阪」「名古屋」のような大都市を異様に恐れており、ここに逃げ込めば容易に近づいてきませんでした。のっきー今は横浜在住なんですが横浜も怖いみたいです。あとはこちらが不用意に地元に近づかなければいいだけです。やったね。

 

そんな感じです。今回ののっきーの事例のような、地元では最強だけど地元外に出た瞬間弱体化する毒親ってかなり多いと思います。渦中にいると親から絶対逃れられない、一生このまま地元にいるしかないって思いがちだけど、このタイプの毒親は住んでる都道府県を越えたら追ってこないパターンがほとんどではないでしょうか。方言や文化の違う世界を彼らはとても恐れている気がする。のっきーもこれ描いててなんであんなに怯えてたんだろうってなりました。電話攻撃はすごいけど、こっちに乗り込んできてどうにかしてやろうって力はもはやないんだ。子供の頃は体が小さくて知恵もないから親が圧倒的な強者に見えたけど、実際は生まれた時点で親は肉体的な老化が始まっていて、こちらが成人する頃には気力も体力も落ちてホルモンの値なんかもダダ下がりして、弱体化の一途なんですよね。向こうはいつまでも子供のつもりでかかってくるから、つい引っ張られて怯んでしまうけど。普通に勝てるんですよ。今は成人年齢が引き下げられて、18歳で親の管理下を脱することができるので、毒親界隈には追い風です。大人になっても親が怖くて仕方ないという方はフィジカル的には完全に制圧できるんだという認識を持つところから始めると良いかもです。

「日本の伝統」の顔をした商品やサービスが巷には溢れかえっているけど、あれもこれも実はここ近年に商売ありきで作られたコンテンツなんだよと教えてくれる本。ただのサラリーマン家庭なのに、伝統やしきたりや先祖代々の墓にやたらこだわる毒親持ちの人におすすめです。うちも伝統リテラシーゼロなのに、◯◯家の伝統とかX代目の跡継ぎとかすごいよく言ってたなあ。