のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

生姜でポカポカ!おすすめ粉末ドリンク4選

前回の「新生活の疲れに!玄米コーヒーミロの作り方」記事に引き続き、新生活の疲れに効く飲み物のご紹介です。今回は「もうくたびれ過ぎて、お湯を沸かしてカップ麺を作るので精一杯だよ……」という方でもいける、コップに粉を入れてお湯を注ぐだけの粉末ドリンクをご紹介します。できるだけ国産素材、オーガニック、無添加で、体の負担にならない美味しいものを選びました。全ての商品に生姜が入っているので、生姜好きの方に特におすすめです。

創建社 うこん入黒糖しょうが湯

原材料:砂糖[粗糖(鹿児島)・黒糖(沖縄産)]、澱粉(北海道)、生姜(高知)、うこん(沖縄産)、本くず(鹿児島、宮崎)、蜂蜜(主に北海道)

まずはこちら。全て国産素材を使用した、昔ながらの生姜湯です。いろいろ試した中で、この創建社の生姜湯が一番やさしい味わいで美味しかったです。市販の生姜湯のほとんどはグラニュー糖を使用していて、体調のすぐれない日はそのガツンとした甘さがしんどく感じられたりします。この生姜湯はグラニュー糖の代わりに粗糖と黒糖と蜂蜜で甘さを出しています。ミネラルのコクと風味がしっかり感じられ、じんわりと舌に馴染む甘さでとても飲みやすいです。澱粉と本くずのとろみでポカポカ感も持続します。またうこんは生姜と組み合わせることで発汗を促し、黒糖も体を温める作用があるので、漢方の観点からも温めパワーが盛り盛りで頼もしい一品です。1袋357円、1杯あたり72円、79kcalで国産原料を使いつつお求めやすい価格なのも嬉しい。

イトク食品 蒸し生姜湯「極」

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原材料:てんさい糖(てん菜(北海道産))、澱粉、有機生姜、黒糖、本葛粉、黒酢

黒糖しょうが湯は変化球だったので、スタンダードな生姜湯もご紹介します。製造元のイトク食品は生姜にこだわった商品を多く作っている老舗のメーカーです。イトク食品の生姜湯は「蒸し生姜」を使用しているのが特長で、生の生姜より温め効果が33倍もアップしています。「蒸し生姜 極」はその蒸し生姜湯をさらにパワーアップさせたものです。北海道のてんさい糖をメインに、土佐の有機生姜、多々良島の黒糖、鹿児島の壺作り黒酢を使用した特別な一品となっています。蒸し生姜湯シリーズは「ノーマル」「六漢」「純辛」「極」の4種類あるんですが、全部飲んでみて、やはりこの「極」が頭ひとつ抜けて美味しく温まると感じました。「極」以外の生姜湯はビートグラニュー糖を使っているので、ストレートな甘さがあり、体調によってはややきつく感じられます。「極」はてんさい糖のやわらかい甘み、大地の力強さを感じる土佐一生姜の辛味、黒糖と黒酢のコクでとても滋味深い味わいです。漢方の点でも温性の素材がギュッと詰まっているのでポッカポカになります。1袋648円、1杯あたり162円、63kcalで、素材にこだわったリッチな生姜湯をお求めの方にぴったりです。Amazonには取り扱いがなく、ビッグカメラが1個から送料無料で買えたので、そちらのリンクを貼りました。

オーガランド 香る幸せスパイス ゴールデンラテ

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原材料:有機ココヤシ糖(フィリピン)、乳等を主要原料とする食品(たんぱく質濃縮ホエイパウダー、脱脂粉乳、乳糖、植物油脂)、有機シナモンパウダー、有機ジンジャーパウダー、有機ターメリックパウダー、(一部に乳成分を含む)

続いてはゴールデンラテです。ゴールデンラテとはミルクをベースにターメリック(うこん)が効いたスパイス飲料で、5年くらい前に欧米で話題となり、日本にも入ってきました。ターメリック(うこん)の他に生姜やシナモンが配合されており、温め効果が高いです。オーガランドのゴールデンラテの特長は甘味に有機ココヤシ糖を使用していることで、ココヤシ糖は砂糖の中では珍しい低GI値食品(血糖値が上がりにくい食品)です。グラニュー糖のGI値が110、黒糖が99、てんさい糖が63で、ココヤシ糖はなんと35。圧倒的な低GI値で、しかもクセのないやさしい甘さで、ダイエットの強い味方!見た目は具なしのスープカレーのようで面白いです。味はほんのりカレーの香りがするチャイラテで、スパイス特有の渋みも少なく、乳成分を使っているのでミルク感もちゃんと感じられます。お湯でも十分美味しく飲めますが、牛乳で作るとぐっとコクが増して、たんぱく質や脂質も摂れるので、余裕のある時は温めた牛乳で作るのもおすすめです。1袋1,380円、1杯あたり138円、59kcalです。スパイスラテはお店で頼むと600円くらいするので、オーガニックでこの値段はとてもお得だと思います。

いんやん倶楽部 濃縮番茶・生姜入り梅醤エキス

原材料:有機梅肉(国内製造)、本醸造醤油(大豆[国産]、小麦[国産]、食塩)、番茶(茶[国産])、生姜(国産)

甘い飲み物が続いたので、しょっぱい飲み物も紹介します。こちらは梅醤番茶が簡単に作れる濃縮エキスです。梅醤番茶とは、日本で古くから「番茶梅干し医者入らず」として親しまれてきた梅干しと番茶を使った健康ドリンクです。いんやん倶楽部の梅醤番茶エキスは有機原料にこだわっており、味のバランスが良く美味しいです。梅の酸味に、醤油の塩気とほのかな生姜の香り、番茶の渋みが絶妙にマッチしています。個人的には梅昆布茶と薄めに作ったお味噌汁の中間くらいの味だなと思いました。スープほど重くなく、お茶ほど刺激がないので、体調が悪い時にもすんなり飲めます。ダイエット中の口寂しさを紛らわすのにも最適で、酸味塩味苦味うま味と味に奥行きがあるので「何かをちゃんと口にした」感がしっかりあり、一杯飲んだらしばらく腹持ちします。1瓶2,106円、1杯43円、2kcalです。1杯あたりが安く低カロリーなのもダイエットに嬉しい所です。

Amazonリンクが2個セット(ちょっとお得)しかなかったので、1個から送料無料で買えるヨドバシカメラのリンクも貼っておきます。

https://www.yodobashi.com/product/100000001006106246/

以上です。のっきーは間食代わりに梅醤番茶、辛い冷えには生姜湯、冷えてる上に疲れもある時はゴールデンチャイと日によって使い分けています。

生姜の入ったドリンクは朝に飲むのがおすすめです。トップ画に書いた「早吃姜胜参汤,晚吃姜赛砒霜。」というのは漢方の本場中国に昔から伝わる養生訓で、「朝に生姜を食べるのは朝鮮人参のスープを飲むのと同じ、夜に生姜を食べるのは猛毒のヒ素を口にするのと同じ」という意味です。生姜は体内の深部体温を上げる働きがあるので、1日の始まりの朝に食べるとエンジンがかかって動きやすくなるが、夜に食べてしまうと体が深部体温を下げて眠りにつこうとする働きにブレーキをかけてしまうので良くない、ということらしいです。「上床萝卜下床姜(夜寝る前は大根を食べ、朝起きたら生姜を食べよ)」ということわざもあって、寝入り端に口にするならお腹の消化を助けてくれる大根が良いそうです。

前回も紹介した最近大活躍している薬膳と漢方の本。やっぱりいい。写真が綺麗で、わかりやすくて調べやすい良本です。自炊だけでなく、市販のごはんや飲み物を買う時に、食べ合わせを調べるのにも役立ちます。Kindle Unlimited読み放題です。