のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

中華街で手相占いをしてもらった話

最近モヤモヤすることが多いので、横浜中華街で手相占いをしてきました。初占いでしたがめっちゃ良かったです。備忘録も兼ねてリポートします。

今回お世話になったのは中華街市場通りにある「縁占館(えんうらないかん)市場通り店」さんです。

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平日のお昼頃に行きました。市場通りには占いのお店がたくさん軒を連ねていて、「手相占い500円」の札を掲げた店員さんがよく呼び込みをしています。一番人気は「鳳占やかた」で、中華街にある本店・支店どこも店頭に順番待ちのお客さんが並んでいます。ここ以外のお店は呼び込みの店員さんに声をかければすぐに入れる感じです。のっきーはたまたま行こうと思っていた翠香園(中華菓子の名店。過去に「翠香園の椰撻が食べたい」で紹介)お休みで、きびすを返した所にちょうど縁占館さんがあったので、お店の人に呼び込まれるまま入店しました。

お店の中はいくつかのブースに分かれていて、3〜4人くらいの占い師さんで回しているようでした。入ってすぐ一番奥のブースを案内され、すぐ占い師さんが来てくれて、挨拶してくれました。

占いの前に料金とサービスの説明がありました。一番安いのが1,100円で5分間、占い師さんのおまかせで手相を見るコース。(呼び込みの500円はこのコースが割引で今だけ500円!みたいなことらしい?)そこから2,200円、3,300円と値段が上がっていき、そうすると時間も10分、20分と延びて、占いの内容や見通せることが増えるとのことでした。

「一番安いコースだと、『今の状態』の鑑定になります。未来のことを予見する、占いらしい占いはこれより上のコースです」と説明していただき、のっきーはとりあえず今の状態を把握したいので「一番安いのでお願いします」と伝えました。

占い師さんがタイマーをセットし、ライトの下に両手の平を出して、占いが始まりました。

菜箸のような指示棒で細かく手相を指してもらいながら、鑑定してもらった結果が以下です。

・感情線と生命線の根元がくっついている。常識的で、空気が読める人。

・感情線が人差し指と中指の間まで伸びている。これと決めたらとことん尽くす。愛情深い。

・金星丘に格子状のシワがある。愛情深い。円満な家庭が築ける。

・知能線がガクンと下に折れながら伸びている。芸術方面の才能がある。師匠になれるレベル。書道や絵画が得意ではないか?

・神秘十字線がある。ご先祖様に守られて、窮地に陥っても無傷で生還するような強さがある。

・親指に仏眼がある。神秘十字線と合わせて、ご先祖様のご加護がものすごくある。

・生命線が鎖状になっていて、途中から綺麗な一本線になっている。人生後半の健康は問題なさそう。

・放縦線がくっきり出ている。とても疲れて調子が悪い時に出る相。寝不足が続いていたりしないか。

・金運線がある。生涯お金の心配はしなくていい相。

・人に気を使い過ぎてすり減ってしまう性格。こうしてる今もめちゃくちゃ気を張っている。

時間制限がある中で、占い師さんはできるだけ情報を盛り込もうとしてくださって、かなり早口での鑑定でした。短い時間で鑑定する方は全集中の構えで行くといいと思います。また、今回は両手に出ている相を観てもらいましたが、片手だけに出ている相というのもあるみたいです。手相占いにおいて、左手は「生まれながらに持つ運勢や才能」、右手は「今の自分の状況、未来への暗示」を表すらしいので、時間をかけたコースならそこをもっと詳しく鑑定してもらえるそうです。

この日はお客さんが少なかったのもあってか、5分のタイマーが鳴った後に占い師さんに「今回が初めての占いなら、もう500円払って税込1,100円にしたら、生年月日でも少し見てあげられるが、お試しでどうか」と提案されました。せっかくなので是非!とお願いしました。

占い師さんは八角形の方位盤みたいなものと、分厚い辞書のようなもので生年月日を調べて、以下のように教えてくれました。

・2025年6月11日までは運勢がいいので、この日までにやりたいことをやるといい

・それ以降は2028年8月まで大殺界に入る

・資格を取ったり、習い事をしたりして、次に運気が上がる時まで力を溜めるといい

大殺界と聞いてギョッとしましたが、そんなに恐れることはなく、「とにかく無理をしない」「内面を充実させることに努める」のが大事だそうです。

これで占いは終了になりました。お金を払って、占い師さんの名刺をもらって、お店を出ました。

全体的な感想としては「やってみて良かった!」です。良い手相を次々に教えてもらえて、「自分は思ったより大丈夫かも」と背中を押されたような気持ちになりました。占い結果は当たっているのが半分、自分の知らない一面を知れたのがもう半分で、「全然違う!的外れ」みたいなことはなかったです。身なりや話し方も見られていて、大きく外さないようにしてるのもあるのかな。他人と足並みが揃えられない、生きづらい人生だと思っていたけど、もう少し恵まれた面にも目を向けてみようと思えました。これで1,100円なら試す価値は十分にありだと思います。カウンセリングっぽい側面もあって、占いにはまる人がいるのもわかるな〜と思いました。

帰宅してからKindle Unlimitedで手相占いの本を何冊か読んで、教えられた手相の復習をしました。個人的に気になったのが「知能線が下に向かって折れ曲がっている相」だったので、詳しく調べました。この相が出ている人はイマジネーション豊かで、お金稼ぎに興味がなく、現実より精神世界に軸足を置いて生きている人が多いそうです。なので芸術方面で活躍できるよということらしい。

のっきーはMBTIでINFPタイプなんですが、通じるものがあるかもと思いました。心療内科の臨床心理士さんや、ハローワークの発達障害者サポーターさんにも、フワッとした空想家でマイペースなことを指摘されていて、今回の占いでも同じ結果が出て、どんな角度で分析しても似たような所に行き着くものなんだなと思いました。

今回、けっこう当たってることが多かったので、手のシワで心身の状態がわかるというのは、見つかってないだけで何かしらの科学的な根拠があったりするのかもなーと思いました。過去のブログ「ASDと薬指の話」でも書いたんですけど、ASDの人は人差し指より薬指が長い傾向があって、これは胎児の時にテストステロン(男性ホルモン)をたっぷり浴びているためらしいんですね。そのような感じで、手のシワにも心身との因果関係があるのかもしれない。非科学的だと思われていたものが、実は科学的な裏付けができるものだったっていうのは世の中ごまんとあるし。

生年月日を使う占いも、ボージョレ・ヌーボーがその年ごとに違う特徴があるように、「その生年月日で生まれた人間全体に共通するクセ」のようなものがあるのかもしれないなと思いました。月の満ち欠けがお産に影響したり、「◯◯世代」みたいなキラッと光る逸材が多く生まれる年があったり、どれだけ疎まれようとも人類の何%かはのっきーのような発達障害だったり、大自然のサイクル、人類全体が大きな生き物みたいに感じることってある。占いはそんな大きな流れの法則を、大量の人間のデータからなんとか読み解こうとする統計学の側面もあるんだと思いました。

とりあえず今年の6月から大殺界らしいので、それ以降は雌伏の時として健康に気をつけて過ごそうと思います。これも家に帰って復習しようと思って、四柱推命や九星気学で生年月日を見てみたんだけど、手相と違って結果にかなりブレがあって、「今年から運気が上がるのでいろんなことにチャレンジ!」って書いてあるものもありました。どうも生年月日で占うのは、流派によって読み解き方が全然違うらしい。ひとまず手相で見えた方向性に向かって、健康に気をつけて頑張ればいいかな。占い楽しかったので、また別の所で受けたらレポートしたいと思います。

新版 手相の教科書

読んだ中で一番わかりやすかった手相の本です。Kindle Unlimited読み放題です。