のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

現代人の身だしなみのレベルが高すぎる話

現代人の身だしなみのレベルが高過ぎて、ついていくだけで精神削られてるよって話をします。

ハローワークに通い出してから、もしかしたら使うかもなと思ってスーツを引っ張り出してきたんですけど、社会人のかっちりした装いが体にしっくりこなさすぎてゲッソリしています。

スーツだけじゃなく制服もそうだけど、どう考えてもTシャツに短パンの方が動きやすいし頭もよく回るだろうに、人はなぜ動きにくい服で長時間仕事なり勉強なりしようとしてしまうのか。

そもそも今世の人類って、地球誕生以来、かつてない清潔感と小綺麗さを求められてませんか。毎日お風呂に入って、毛と肌と爪と歯をキレイに整えた状態がスタート地点で、そこからヘアアレンジしたりメイクしたりネイルしたりホワイトニングしたりしますよね。毎日汚れを取って、磨きをかけて、盛ってってみんな当たり前にやってるけど、シャンプーやら化粧水やらファンデーションやら、身づくろいのためのアイテムを全部数えたら、1人あたり50点とか60点は下らないと思う。それでも「それくらいはみんなしてる」レベルで、もっともっと上がいる。近縁種のニホンザルとてせいぜい毛繕いして温泉に浸かるくらいなのに。人類シンディ〜。社会がそれを求めているから、現代という時代のうねりにすり潰されたくないから小綺麗にはしとこうと思うけど、みんな家を出る前にヘロヘロにならないのか。ヘロヘロになってるけど、金銭感覚みたいに一度上げた清潔感は落とせないのか。動物園に行くと同じ生き物なのに人類の茶色くなさと、匂いの薄さにびっくりするもんね……。清潔感ってまだカンストしてないのかなあ。100年後の人類は朝昼晩お風呂に入って、服を消毒して、メイクなしでも毛穴も産毛も見当たらない、生クリーム塗りたてのケーキみたいな均一な肌色してそう。

毛と肌と爪と歯の中でも毛のコントロールは特に重要に思うので、お金が貯まったら全身脱毛に行って、ムダ毛に脳のリソースを割かないようにしたい。人類って160万年前に体毛が薄くなりだして、20万年前には衛生のための除毛が始まっていたらしいですよ。石器を使って毛を短くしてたんだって。4000年前には宗教的理由からの脱毛が始まり、3000年前には美しさの追求のための脱毛が始まり、現代ではレーザーで発毛細胞を破壊するまでになっているわけです。人類のムダ毛への憎悪すごい。のっきーはまだ部分脱毛しかしていない上に、痛みに耐えかねて数回で逃げ出した過去があり、駆逐し切れていません。リベンジしないといけない……。現世人類は生まれた時から無毛化への道を突き進んでるんだから、ムダ毛との戦いは滅亡の時まで続くんだろうな。今眉毛の脱色ブームが来てるから、近い将来全剃りブーム来そう。剃ったら眉の形のシールを転写するだけみたいにならないかな。

イラストはオリジナルの緑鬼ちゃんです。仏教の五つの煩悩のうちのひとつ惛沈睡眠(こんじんすいめん)を司っています。ダウナーな子で、常に疲れていてだるいので、身の回りのことが疎かになっています。角も牙も割れてなくなり、髪はボサボサ、着物も引っ掛けてるだけです。恥も外聞も無くしてしまってるので胸もはだけてる感じにしたかったけど、はてなの規約に引っかかるといけないのでキャミソールを着せました。赤い着物は貪欲(とんよく)の赤鬼ちゃんがくれた設定です。

顔剃りの電動シェーバーです。5年以上使って替え刃も何枚も替えて、壊れる気配が全くない。