でかいパンツを3枚も買っちゃって持て余している話をします。
トップ画では「間違って」って書いたけど、最終的には自分の意思というか魔が差したというか、夜中のテンションでおかしくなった自分がやりました。もう聞いてよー。全然眠れない夜があって、心がザワザワして落ち着かないから、スマホで通販サイトをうろちょろしていたんですよ。そうしたら着心地の良さそうな綿95%ポリウレタン5%のボクサーパンツを見つけて、それが今だけセール価格で3枚980円で、在庫が残りわずかだったんです。見つけた途端「これは……買いじゃん!!!!!」と脳内が色めきたったんですけど、在庫がもうLLサイズしかなくて、サイズ表を見たら胴回りが100センチ〜でどう考えてもLLサイズはデカすぎでした。でも、3枚で980円ってこの手のパンツにしちゃすごい破格だし、LLといってもウエストはゴムである程度伸び縮みするだろうし、夏は暑いからちょっとくらいブカブカな方が風通しが良さそうだし、パンツとしてダメでもパンツオンパンツで部屋着にできるのでは……????と。思って。ポチりました。
後日届いたパンツは、肌あたりは最高、作りもしっかりしてました。だけどおそ松さんのデカパンのコスプレすんの?ってくらい四方八方がブッカブカで、想像した以上のでかいパンツでした。
下着に関しては大は小を兼ねないなあー。いやーどうしようこれ。サイズ以外の着心地はいいから、ウエスト部分を縫おうかな。朝に正気に戻ってから「パンツオンパンツって何????」と思ったけど試す価値があるかもしれない。備忘録で書いておくけど食べ物とか下着とかメイク用品とか、自分の深部に近いものほど自分にぴったりな、身の丈に合うものを選んだ方が良いですね。学んだ。何事も過ぎたるは及ばざるが如しだね。あと寝れなかったり焦ったりすると買い物依存の気がムクムク出てくるから、布団の中で通販サイトは絶対見ない方が良いと思いました。せっかくKindle Unlimitedに入ってるんだから本を読んだ方がいい。こっちは衝動買いしても無駄にならないから。パンツは本当にどうにもならん。
そういえば今回のデカパン事件で気づいたんですけど、のっきー上着から下着まで、身につけるもの全部、男女どちらにも振れないデザインが好きなのかもしれない。発達障害(ADHD/ASD)の特性なのか昔から自分の客観視がまるでできてないから今さら気づいたよね。男女どっちつかずなものを着ていた方がホッとするしのびのび過ごせている気がする。のっきーがそうなんだけど、発達障害の人って性自認がぼんやりする傾向ないですか。未分化な状態が落ち着くというか。男女の別がはっきりしてる制服や着物にモヤモヤして、どっちもしっくり来ないなあ……と思ったり、「女だ」と言われれば女なのかな?と思い、「男だ」と言われれば男なのかな?と思い、結局服装も言動もどっちつかずで、その性別の中では外れ値になるような中途半端さを自分の根底に感じたり。容姿からの影響もあるのかな。のっきー男顔のウェーブ体型で、男女どちらかに偏ったファッションが似合わなかったり、中性的なナチュラルメイクが一番浮かなかったりするので。でも結構みんなそんなものですかね。誰しもどっちつかずな部分はあって、それでも「こういう形であれ」と周りに求められる状態に馴染むように努力して、適応している人が世の中の大半だったりするのかな。のっきーも頑張ってはいるけど、パンツの形は譲れないから今後もずっとボクサーパンツで行こうと思います。次はちゃんとMサイズ買うぞー。
何かと話題のカルバンクラインのパンツ。これの見せパンが流行っている理由を考えたんですけど、アメリカンファッションの雄として半世紀にわたり君臨してきたブランドのパワー、一般的なパンツよりかなり太いバンドと一目でわかるブランドロゴ、ポリエステルの水着っぽい質感、公式サイトでは1枚4,000円〜9,000円というパンツの域を超えた価格、Y2Kファッションはローライズボトムが主流で、日本人に多いウェーブ体型だと胴長に見えるので、パンツのロゴを見せることで視線を上げてスタイルアップを図れる、などなどが複合した結果かなと思いました。個人的にはメンズのボクサーにかっこいいデザインが多いので、レディースにも欲しいなあ。