のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

カヌレを食べて二日酔い?&人間に擬態する話

パン屋さんに行きました。

パンに混じって焼き菓子も置いてあるお店で、店長オススメの札がついたカヌレが気になって、「そういえばここ2年くらい流行っているな、試しに食べてみるか」と思って買いました。

カヌレとはフランスの伝統的な焼き菓子で、外はカリカリ、中はしっとりの、洋酒の効いたプリンみたいな味のお菓子です。見た目もプッチンプリンをオーブンでよく焼いたらこうなったみたいな、焦げてキュッと縮んじゃったのかしらという色と形をしています。

買ってきたカヌレはカリッと焦げた表面のカラメルの風味と、中の柔らかいカスタードのたまご感が絶妙にマッチしており、ラム酒の香りも豊かで、とても美味しく食べられました。

しかし食べてしばらくしたら強烈な眠気が襲ってきて、ちょっと横になったところ、そのまま2時間くらい眠り込んでしまい、翌日の朝まで頭と体がザワザワして、「なんだ?……カヌレのラム酒か!!?」となりました。

のっきーお酒にめちゃくちゃ弱くて、ビール一杯でも二日酔いになって翌日寝込むくらいです。養命酒も健康に良いと聞いて買ったけど、具合が悪くなるので体調の良い日にしか飲まない本末転倒状態になっている。でも、カヌレのアルコール度数って1.7%程度らしいし、オーブンで焼成する間に酒気はほとんど飛ぶだろうし、そんな二日酔いみたいになるなんてことある……?

実は2個買っていたので、しっかり寝てご飯も食べて、体調が万全の状態でもう一個食べて、対照実験をしてみようと思っています。カヌレに罪はない。

カヌレもそうだけど、どうしても浮世離れしがちな特性を持っているので、流行り物を試すのは大事なことだと思ったりします。みんなが心惹かれるものを自分もやってみて、どんな感じなのかを掴むのはコミュ力向上に一役買うんじゃないかと思っている。特に食べ物。タピオカミルクティーも高級食パンもカヌレも美味しかったけど、「甘!!!」「ちょっとずつ食べよう」とも感じたので、人より味覚が過敏なのかもしれない。

診断が出てから、特性を持ちつつ、いかに「普通の人」に擬態できるか試行錯誤の日々です。表情とか姿勢とか、なんとも言えない独特な空気を醸し出している自覚はある……。YouTube で芸人さんのシチュエーションコントをたくさん観て、会話のテンポ感とか間の取り方とかを勉強したりしています。あのポンポン会話を繋げていく小気味良さ、すごいよねえ。ネタに入る前の日常会話パートも聞き入ってしまう。ただ、いたずらに真似をしたとて、オーストトラリアにいる聞いた音を何でも真似るコトドリみたいになりはしないかと危惧もしています。もしくはフリーレンの魔族みたいな。姿形も言葉も似てるけど非なる何か的な。あくまで友好的に、討伐対象にはなりたくない……。

イラストひとつとっても、人の心を掴むのは人の絵だなと思ったりします。擬態を意識し始めて、昔話でたぬきやキツネが人型に化ける気持ちがひしひしと分かった。SNSでも、人の形、人の営み、人の生き様をグッとくる形で表現できる人がバズっている。キノコと乗り物が好きだけど、それに人を足したらもっとみんなの目に留まるのではないだろうか。まずは可愛い女の子描けるようになりたい。人間描くのすごい難しい。もうちょいキノコに寄せて、魚類両生類哺乳類って攻めていこうかなあ。可愛いネコちゃんが描きたいです。