のっきーの凸凹ブログ

生きづらい系キノコがゆるゆる頑張るブログ。

ADHD×INFPはモラハラホイホイなのか【オススメ本紹介】

 

ADHD(不注意優勢型)の特性のせいなのかINFPという性格のせいなのか、のっきーはめっちゃくちゃモラハラホイホイの気があります。

不注意でダメな自分に自己肯定感が下がる×内省的で他人の心情が気になり争いを避けたがる、これが変に作用してモラハラを引き寄せてしまっているのかなと勝手に思っています。

ただ引き寄せるだけでなく、モラハラではなかった人もモラハラっぽくなるし、いったんターゲットにされたら逃げるのは一苦労だしで、長年悩んでいました。

いろんな本やら動画やらを見た中で、最近読んだこの本のメソッドが良かったので紹介します。

Kindle Unlimitedの会員であれば0円で読めます。

この本のオススメポイント

・モラハラへの具体的な「態度」「距離の取り方」「空気の作り方」が細かく書いてある

・マンガなので読むのが楽

・マンガなのでどういった表情や態度をしたらいいかがわかりやすい

子持ち主婦の「あゆこ」が、夫&実母のモラハラ攻撃に対処するストーリーです。夫婦や親子でなくても、仕事関係、友人関係にも十分使える内容だと思いました。

モラハラは付き合わないのが一番とはいえ、現実はバッサリ切ることが難しい状況がほとんどだと思います。

この本では、対モラハラメソッドを実行することで、じわじわと力関係を変えていき、最終的に50対50の状態まで持って行って、心の平穏を取り戻すことを目標にしています。 

読んだ感想

本に描かれている対処法で、個人的に参考になったものをあげます。

・「敵意も反抗心もないけど感情が読めない」表情を作る

・言葉を少なく、ゆっくり話し、相手のリズムを崩す

・冷めたオーラ・冷たい威圧感を意識して出せるようにする

作者のJOEさんは、自分を守るために、相手と物理的に離れるだけでなく、心の距離を取ることが大事だと説いています。

そのために、感情も言葉も簡単には出さない。相手に「モラハラ行けるぞ」「モラハラに反応した」と思わせない、寡黙・クール・ミステリアスな人間を演出することが良いのだそうです。

のっきーはこの真逆を行っていたので衝撃でした。

親が毒キノコだったのもあり、小さい頃から沈黙が続くと不安になって、つい相手の機嫌を取ろうとおしゃべりをしてしまうし、基本の表情もヘラヘラしていて、喜怒哀楽もすぐ表に出していました。

加えて自分以外の人類は全員すごい人達だと思っているので、どんな人のどんな言葉でも一言一句聞き逃さないようにウンウン頷きながら聞いてしまうし、自分のことは話しても何の価値もないので何か聞かれてもあいまいに答えるか笑って受け流す、そしてまた全肯定botに戻って傾聴……を繰り返していました。

モラハラにとっては最高に使い勝手のいいサンドバッグだったと思います。

でもそれがコミュニケーションというものなんだと思っていました。

が、普通の人にならまだしも、自分を傷つける人間にまで愛想を良くして下手に出ることないんですよね。それに、そんなに媚びへつらわなくても、相手のご機嫌を取りに行かなくても、人が人をそんなに嫌うことはない。逆に軽んじられて、いいオモチャにされる危険もはらんでいるんだと気づきました。

そろそろ自分を一番に考えて、心を大事にしてもいい。それに、自分と他人の線引きがちゃんとできている人ほど大事にされますよね。滅私奉公で尽くし体質の人で、丁重に扱われている人ってあまりいないような気がします。のっきーも含めてです。

ちょっとずつ自分を変えて行けたらいいなあと思っています。